LinuxなどでJavaをインストールして動くまでの手順です。
確認環境
- Amazon Linux AMI 2016.09.0.20160923 x86_64 PV
1.curlでダウンロード
curlコマンドでアーカイブをダウンロードします。
下記はlinux用のバージョン8u112のダウンロードになります。
curl -LO -b "oraclelicense=accept-securebackup-cookie" "curl -LO -b "oraclelicense=accept-securebackup-cookie" "http://download.oracle.com/otn-pub/java/jdk/8u112-b15/jdk-8u112-linux-x64.tar.gz""
ダウンロード用のURLは下記の方法で取得することができます。
- 下記から必要なバージョンのJDKのダウンロードページに移動する。
JREではなくJDKを選択しましょう。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html - 必要なバージョンで「Accept License Agreement」を選択。これをしないとリンクのURLが「void(0)」になってしまいます。
- Download欄のリンクのURLをコピー
2.展開する。
ファイルを展開します。
tar -xvf ./jdk-8u112-linux-x64.tar.gz
3. 実行してみる
直接javaコマンドを叩くとjavaを実行することができます。
[ec2-user@ip-172-31-4-206 ~]$ls
jdk-8u112-linux-x64.tar.gz jdk1.8.0_112
[ec2-user@ip-172-31-4-206 ~]$ jdk1.8.0_112/bin/java -version
java version "1.8.0_112"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_112-b15)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.112-b15, mixed mode)
4. javaと打つだけで実行できるようにする
パス指定をすることでjavaと入力するだけで実行ができるようになります。
export PATH=(path to jdk bin folder):$PATH
具体例
[ec2-user@ip-172-31-4-206 ~]$ export PATH=/home/ec2-user/jdk1.8.0_112/bin:$PATH
[ec2-user@ip-172-31-4-206 ~]$ java -version
java version "1.8.0_112"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_112-b15)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.112-b15, mixed mode)
※指定しなくてもjavaと打てば実行できる場合、すでにパス指定下にjdkが配置されています。
「which java」で見ると確認できるでしょう。
今回の手順では既存のjdkではなくインストールしたjdkを優先して見つけるようになります。
5. 毎回パス指定をしなくてもいいようにする。
ホームディレクトリの.bash_profileに上記のパス指定を書いておくと毎回パス指定をしなくてもコマンドが実行できるようになります。
bash_profileについては別途調べてみてください。