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RaspberryPi
ownCloud

【Raspberry Pi】ownCloudをインストール

概要

オンラインストレージサービスって、突然無料枠が減ったり、大規模なセキュリティ事故起こしてたり、利用規約を見るとジャイアン的だったり、と、なかなか、これだ!というの見つからないですよね。
じゃあ、自分で作っちゃえ、ということで、ownCloudを導入しました。

※今回記事にするのはラズパイにownCloudを導入するところまでで、ストレージの設定(外付けハードディスクを接続してマウントする→いずれS3と連携させたいため)とか、ネットワーク設定(ルーターに穴をあけてインターネットからも接続できるようにする→環境によって異なるため)とか、クライアントアプリのインストール(→簡単)とか共有の設定(→環境によるため)とかは含みません。中途半端でごめんなさい。

参考にしたサイト

前提条件

  • モデル : Raspberry Pi 3 Model B
  • OS : Raspbian Stretch
$ uname -a
Linux raspberrypi 4.14.33-v7+ #1109 SMP Tue Apr 10 17:28:38 BST 2018 armv7l GNU/Linux

事前準備

いつもの手順と、Webサーバ、MariaDB、PHP等をインストール。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

$ sudo apt-get install -y apache2 mariadb-server libapache2-mod-php7.0 php7.0-gd php7.0-json php7.0-mysql php7.0-curl php7.0-intl php7.0-mcrypt php-imagick php7.0-zip php7.0-xml php7.0-mbstring memcached php7.0-memcached php-apcu

Webサーバの設定

このあたりは、ほぼ参考サイトどおりです(参考サイトはrootで実行してますが、私の環境はrootを有効化していないため一般ユーザーで実施しています)。

$ cd /etc/apache2/sites-available/
$ sudo vi owncloud.conf # 新規作成
Alias /owncloud "/var/www/owncloud/"
<Directory /var/www/owncloud/>
        Options +FollowSymlinks
        AllowOverride All

        <IfModule mod_dav.c>
                Dav off
        </IfModule>

        SetEnv HOME /var/www/owncloud
        SetEnv HTTP_HOME /var/www/owncloud
</Directory>

$ sudo a2ensite owncloud.conf
$ sudo a2enmod rewrite
$ sudo a2enmod headers

$ sudo systemctl restart apache2

※ファイルアップロードの上限を変更(仮に1000M(1G)バイト)する場合は、以下の手順も実施。

$ sudo vi /etc/php/7.0/apache2/php.ini # 編集

upload_max_filesize = 2M
↓
upload_max_filesize = 1000M

post_max_size = 8M
↓
post_max_size = 1000M

データベースの設定

データベースを作成しユーザとパスワードを設定します。
今回は例として以下の値を設定します。
・データベース名:owncloud
・ユーザ名:root
・パスワード:password

$ sudo mysql -uroot
> CREATE DATABASE IF NOT EXISTS owncloud;
> GRANT ALL PRIVILEGES ON owncloud.* TO 'root'@'localhost' IDENTIFIED BY 'password';
> quit

ownCloudのインストール

いよいよ、ownCloudをインストールし、データフォルダを作成します。

$ cd /var/www/
$ sudo wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-10.0.3.tar.bz2
$ sudo tar xvf owncloud-10.0.3.tar.bz2
$ sudo rm -f owncloud-10.0.3.tar.bz2
$ sudo mkdir /var/www/owncloud/data
$ sudo chown -R www-data:www-data /var/wwww/owncloud/
$ sudo cmhod 770 /var/wwww/owncloud/data/
$ sudo reboot

ownCloud初期設定

以下のアドレスに接続します。

http://[ラズパイのIPアドレス]/owncloud/

初期設定画面が表示されるので、適当な値を入力します。
今回は例として以下の値を設定します。
・管理者アカウント:admin
・管理者パスワード:password
・データフォルダー:/var/www/owncloud/data/
・データベースのユーザー名:root
・データベースのパスワード:password
・データベース名:owncloud
・データベースのホスト名:localhost

画面がなくてすみません。
ちょっと不安なくらい待つとログイン画面が表示されます。

キャプチャ.PNG

今回設定した管理者アカウントと管理者パスワードでログインできれば成功です!

最後に

ブラウザがやたらと重い気がしますが、クライアントアプリを入れればわりと快適です。
オンラインストレージのつもりで導入しましたが、ローカルの共有もこれでいいかな。
いずれ、AWSのS3に連携させてみようと思います。

調べているうちにNextcloudってのもあるのが分かって、こっちも試したいですね。