前使ってたノートPCのバッテリが残念なことになってしまったので、新しくThinkpad x240を購入した。
その際にどういう設定をしたか備忘録として残しておく。他のディストリビューションでもほぼ同じようにすればいいはず。
SSD換装
windowsが正常にブートすることを確認した後、HDDをM4-CT256M4SSD2(firmware:000F)に換装。無事ブートした。
ベースカバーを固定しているネジは緩めてもカバーに引っかかり、完全には外れないようになっている。いくら緩めてもネジが外れないなと誤解しないように注意。またベースカバーのファンに一番近いところにある爪が外れにくくて、難儀した。この爪を外すには、下敷きを適当に切って、ボトムカバーとキーボードベゼルの間に突っ込み、てこにするのが一番良さそうだ。
Debianインストール
unetbootinでbootableUSBメモリを作成、UEFIからsecure bootを切って、legacy bootを有効にすると、USBメモリからブートできたので、そのままインストール。
無線カードのドライバインストール
/etc/apt/sources.listにcontrib, non-freeを追加。
$ aptitude install firmware-iwlwifi
でIntel Corporation Wireless 7260のドライバを入れられた。
どうやら7260のサポートは3.11からのようなので古いカーネルを使っている人は注意。
タッチパッドで右クリックと中クリックができるようにする。
なんだか右クリックと中クリックができないので、ここを参考に/etc/X11/xorg.conf.d/50-sympatics.confを作成する。
注意:現状Evdev Wheel Emulationはうまく動きません。つまりtrackpointでスクロールは簡単にはできません。詳しくは以下を参照
バッテリの充電の劣化を防ぐために、充電を管理する。
$ "deb http://ppa.launchpad.net/linrunner/tlp/ubuntu lucid main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list
$ apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 02D65EFF
$ aptitude update
$ aptitude install tlp acpi-call-tools
でtlpをインストール。ivy bridge以前のthinkpadの場合は、acpi-call-toolsの代わりにtp-smapi-dkmsをインストール。
$ tlp setcharge 50 70 BAT0
$ tlp setcharge 60 80 BAT1
みたいに設定ができる。
この設定だと、内蔵バッテリは残量50%が下回ると充電が始まり、70%に達すると充電をやめ、リアバッテリは残量が60%を下回ると充電が始まり、80%に達すると充電をやめるようになる。