すーみそー
sumiso_c0db8c だ。
この記事はMinecraft Command Advent Calendar 2023の2日目の記事です。
枠が空いていたので、もう24日ですが駆け込み参加しています。
本記事は 統合版マイクラ 1.20.51 で動作確認をおこなっています。
統合版マイクラの定点湧き
統合版マイクラでは、特定の構造物にしか湧かないモンスターは湧き座標が決まっています。ネザー要塞のウィザースケルトンや、海底神殿のガーディアンなどが該当します。
湧き座標ピンポイントにトラップを作成するとこで、コンパクト、高効率化が図れます。
したがって、湧き座標を特定することが重要です。
チートオフ、サバイバルで湧き座標を特定するには
構造物にガラス板を敷き詰めて、モンスターが湧くポイントを特定します。
大変です。
そこで本記事では
コマンドを使用してモンスターの湧き座標を特定する方法を紹介します。
コマンドのアドベントカレンダーだからな
前提
サバイバルでトラップを作るために、クリエイティブモードでコマンドを使用して湧き座標を特定します。
サバイバルワールドでチートを有効化すると、実績解除ができなくなります。
サバイバルワールドをコピーしてクリエイティブ化、または同じシード値でワールド新規作成して検証を行います。
サバイバルワールドについてのクリエイティブ検証は賛否両論あります。
特にマルチプレイでは、メンバーやホストの考えを尊重して行ってください。
ワールド準備
ここからコマンドを使っていきます。
コマンドが使用できるワールドを準備してください。
今回はこの前哨基地を対象に、ピリジャーの湧き座標の特定作業を行います。
環境構築
チャット欄から/gamerule
コマンドを使用してワールドの設定を変更します。
時間固定
時間を固定します。
/gamerule dodaylightcycle false
時間固定後、時間を正午にするなら
/time set noon
なお、ゲーム設定の常に昼間
が有効になっていると
/time
コマンドで任意の時間に設定できません。
設定より常に昼間
を無効化してください。
/alwaysday false
天候固定
天気を固定して晴れに変更します。
/gamerule doweathercycle false
/weather clear
暗視
画面を見やすくするために暗視のポーションの効果をかけます。
/effect @s night_vision 1000000 0 true
最後のhideParticles trueは
ポーション飲んだ時に表示されるモヤモヤを非表示にします。
スクリーンショットとるときに邪魔になりがち。
モブのアイテムドロップなし
アイテムが大量に落ちてワールドが重くなることを防ぎます。
/gamerule domobloot false
モブのスポーン停止
湧き座標を特定するために、一度湧きを停止します。
/gamerule domobspawning false
エンティティ削除
既に湧いているモブや落ちているアイテムを削除します。
地下で廃坑のチェスト付きトロッコの中身が散らかっている可能性があるため2回実行します。
/kill @e
Java版だとプレイヤー自身もkillされますが
統合版はクリエイティブモードのプレイヤーには影響ありません。
以上で環境構築は終了です。
コマンドブロック準備
繰り返し実行するコマンドをコマンドブロックに登録します。
コマンドブロック
コマンドブロックを入手します。
/give @s command_block
矢印の向きが揃うようにコマンドブロックを設置します。
横に、レッドストーンブロックとレバー、レッドストーンも設置します。
コマンド設定
コマンドブロックは矢印の向きに順次実行されます。
1コマンドブロックは1行のコマンドになっています。
1つ目のコマンドブロック
ピリジャーの位置を基準に下にダイヤモンドブロックを設置するコマンドを設定します。
/execute at @e[type=pillager] run setblock ~ ~-1 ~ diamond_block
- ブロックの種類 リピート
- 条件 無条件
- レッドストーン 動力が必要
- 最初のティックで実行 true
- ティックの遅延 0
2つ目のコマンドブロック
湧いたモブを削除します。
/kill @e
- ブロックの種類 鎖
- 条件 無条件
- レッドストーン 動力が必要
- 最初のティックで実行 -
- ティックの遅延 0
コマンドブロックの種類を変更したことで、見た目が変化します。
湧き座標確認
ここまでの準備ができましたら、湧き座標の特定をおこないます。
コマンドブロック起動
レバーを操作し、レッドストーン動力を供給し
コマンドブロックを実行状態にします。
モブのスポーン有効化
環境構築で停止させていたモブのスポーンを有効化します。
/gamerule domobspawning true
湧き座標確認
モンスターの湧きそうな場所から25ブロック程度離れて待機します。
ピリジャーが湧くと、足元のブロックがダイヤモンドブロックになってkillされます。
以上で湧き座標が特定できました。
ダイヤモンドブロックの北西の角にピリジャーは湧きます。
コマンドを停止させる場合は
モブのスポーン無効化→レバー操作でコマンドブロック停止してください。
まとめ
統合版マイクラの定点湧き座標特定のためのコマンドを紹介しました。
/execute
コマンドで指定するモブをwither_skeleton
やguardian
に変更することで、ネザー要塞や海底神殿でも利用できます。
かなり統合版マイクラ仕様解説に近い内容になっていますがコマンド使ってます。
去年のクソアプリの方がマイクラのコマンド記事でしたのでよければどうぞ。
最後までご視聴、ありがとうございました。