もとより、
「オブジェクト指向」は全く別の2つのアイデアの同音異義語
で良いような気もするのですが、これだとようやく自分の中で“折り合い”をつけた人たちをひどく混乱させてしまうみたいなので、
クラスやインターフェースを使ってデータ型を定義するアイデア(決定は早い方が好まれる)と、メッセージを使って決定をできるだけ先送りするアイデア(データ型や中身をどうするかはあまり気にしない)という相反する2つの側面が同居している考え方。
当然、両側面を同時に突き詰めると矛盾が生じるので、局面によって適宜、都合のよい方に寄せるなどの運用上の工夫が必要。
というように、ワンクッションおくとどうだろうか…という思いつきです。^^;
オブジェクト指向についてもう少し詳しくは、こちらの冒頭のテンプレをご参照ください。
Smalltalk-72 については、一部機能が制限&「Smalltalk-72 Reference Manual (PDF)」が対象にする実装(バージョン)とのあいだに齟齬があるため読み替え等のある種のスキルが必要ですが、こちらで気軽に遊べます。ぜひ、お試しあれかし。
GitHub も使える ようになるまで進化(?)した Pharo などに代表される今の Smalltalk とはずいぶん勝手が違うのでこの点もお楽しみください。