個人や会社で新しいパソコンを使うことになったとき、gitの初期設定って忘れてますよね!
というわけで、そういうときにさっと設定できるようにメモです!
結論
自分は下記の最低限の設定のみをしています。
# ユーザー名を指定、git log, git show, git blame などで表示される
git config --global user.name "MyoujiNamae"
# メールアドレスを指定、git log などで表示される
git config --global user.email "e-mail@address.com"
# ファイルパスなどを表示するとき(git status, git ls-filesなどで)特殊文字(日本語)をクオートして表示しないようにする
git config --global core.quotepath false
# commit時やcheckout時に自動で改行コードが変更(CRLF → LFなど)されないようにする
git config --global core.autocrlf false
個人的にはユーザー名の設定では名前と苗字の間はスペース開けないほうがよいかなと
PhpStormなどのJetBrain製のエディタのAnnotateで、例えば First Family
と設定すると後ろの名前の Family
が表示されるため
有効範囲、--local, --global, --system
--local
リポジトの設定(指定なしの場合これ)
--global
PCユーザーの設定
--system
システム(OS)での設定
config の確認
コマンドで確認
現在反映されている設定は下記で確認できる
git config -l
--local など有効範囲を指定するとその有効範囲の設定のみ表示される
git config -l --local
ファイルで確認
下記のようにファイルに設定が記述されている
[user]
email = e-mail@address.com
name = MyoujiNamae
[core]
quotepath = false
autocrlf = false
--local のファイルの場所
(リポジトリのroot)/.git/config
--global のファイルの場所
~/.gitconfig