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Step FunctionsのペイロードJSON理解した

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はじめに

Step Functions(sfn)をふと触ってみました。
lambdaをコールする際のinputとなるペイロードJSONの記法にやや戸惑ったので、アウトプットしてみます。

ペイロードJSONの記法

ペイロードJSONとは、sfnの中で実行されるlambdahandlerの第一引数にあたるオブジェクトです。

cap1.PNG

これです。

cap2.PNG

sfnコンソールでの設定箇所です。

cap3.PNG

簡単ですが、eventオブジェクトへのマッピングの動作確認ができました。

lambdaで参照したいものは大きく二つあると思います。
sfnのinputと、sfn全体のcontextをです。

それぞれについて整理します。

(参考)sfnの特殊なJSONPath記法について

JSONPathによってvalueが動的に定義されるkeyは、末尾に".$"を付ける必要があることに注意です。
https://docs.aws.amazon.com/step-functions/latest/dg/input-output-inputpath-params.html#input-output-parameters

inputを参照したい場合

以下の要領で記載します。
"input.$": "$"

cap4.PNG

cap5.PNG

{"Comment": "テスト"}をinputにsfnを実行してみます。

cap6.PNG

"input.$": "$"で取得できていることが確認できます。

(参考)inputとは?

sfnにおいては、「①ワークフローが実行された最初の入力値」および、「②直前のstateの出力値」です。

cap7.PNG

LambdaAのinputは①ワークフローが実行された最初の入力値となります。
LambdaBのinputは②直前のstateの出力値=LambdaAのoutputとなります。

contextを参照したい場合

以下の要領で記載します。
"context.$": "$$"

cap9.PNG

cap8.PNG

取得できていることが確認できます。

(参考)contextとは?

sfn全体の情報を持つオブジェクトです。
sfnのIDや、TaskTokenなどを保持しています。

おわりに

そもそもJSONpathが理解できていなかったため最初は戸惑いましたが、整理してみれば単純な記法に思いました。

ばりばりsfnでマイクロサービスを結合させていきたいです。

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