HP Spectre アクティブペン で GIMP の筆圧を有効にする
HP Spectre に添付されていた Spectreアクティブペン が GIMP で認識されなかったので、GIMP に認識させる設定です。
Microsoft Pen Protocol
Spectreアクティブペンは Microsoft Pen Protocol (MPP) に対応していて、Windows で何も設定せずに スケッチ や Whiteboard でペン入力が使えます。
Spectre アクティブペンは、見つけたこちらのレビュー記事で紹介されています。
そのまま、GIMP でも筆圧が使えるだろうと思ったらそうはいきませんでした。
GIMP の 入力デバイスの設定 に、筆圧対応のペンデバイスが表示されません。
GIMP を起動する時に「ペンのタッチで起動する」必要があるという情報もあったのですが、タッチで起動しても同じ状態でした。
この状態でも、一応ペンのタッチによるブラシの描画自体は可能でした。ただ、筆圧は全く反応しません。
wintab ドライバが必要
MPP のペンを使って、 GIMP に筆圧を検出させるには wintab ドライバが必要でした。
👉Surface Pro4でGIMPを使う-GIMPでSurfaceペンの筆圧感知を有効にする方法
こちらのページでは、Surface ペンを GIMP に認識させる方法が紹介されていますが、Surfaceペンも HP Spectreアクティブペンも、どちらも MPP を使う方式のようなので wintab ドライバをインストールして MPP デバイスを GIMP に認識させてやります。
wintab ドライバは、Surface 4 pro のダウンロードページ から入手可能です。
OSが64bitの場合は64bit版のドライバを選びます。
Download > Wintab_x64_1.0.0.20.zip
※注意
wacom のタブレットも使う人は色々注意があるようです。
動作がおかしいなと思ったら調べてみてください。例えば Bambooの利用時の注意 、ペンの遅れ 等
wintab ドライバをインストールして再起動すると、Microsoft Device * としてペンが使えるようになります。