この投稿ではAnt DesingのUIを日本語化する方法を説明します。ここで示すコードサンプルはNext.js+TypeScriptでの実装例です。
Ant DesignのUIを日本語化する方法
日本語化するには、ConfigProvider
に日本語翻訳データ"antd/lib/locale/ja_JP"
を渡すだけです:
pages/_app.tsx
import { ConfigProvider } from "antd";
import jaJP from "antd/lib/locale/ja_JP";
// ...
export default function MyApp({ Component, pageProps }: AppProps) {
return (
<ConfigProvider locale={jaJP}>
<Component {...pageProps} />
</ConfigProvider>
);
}
翻訳できているか、試しにフォームを作って確認します:
pages/equipments/new.tsx
import { Button, Form, Input } from "antd";
const { Item } = Form;
export default function New() {
return (
<Form>
<Item name="name" label="名前" rules={[{ required: true }]}>
<Input />
</Item>
<Item wrapperCol={{ offset: 8, span: 16 }}>
<Button type="primary" htmlType="submit">
保存
</Button>
</Item>
</Form>
);
}
このフォームを送信してみると、バリデーションエラーの文言が日本語化されているのが分かります:
翻訳されるのはAnt Designのコンポーネントのメッセージだけのようで、アプリ固有の翻訳はAnt Design自体はサポートしていないようです。
この投稿で扱ったコードを含んだアプリ全体のコードはGitHubでご覧いただけます:
サンプルで作ったフォームの動作デモはVercelにホスティングしてあるので試せます: