Google Spreadsheet: TrelloのURLからカードのタイトルをセルに表示する方法

Google SpreadsheetのセルにTrelloのカードのURLを入力したら、そのURLからTrelloカードのタイトルを取得する方法です。

Trello APIのキーとトークンを取得する

Trello APIを使ってカードの情報を取得するので、Trello APIのキーとトークンが必要です。

キーは下記URLから取得して、控えておきます:

トークンは、上のページで手動生成し、控えておきます:

Google App ScriptにTRELLO関数を作る

Google Spreadsheetには、セルで使える関数をJavaScriptで実装できる機能があるので、TRELLOという関数を実装します。このTRELLO関数は第一引数にTrelloのカードURLを与えると、Trello APIを使ってそのカードの件名などの情報を取得して返すといった仕様にします。

まず、Google SpreadsheetでTRELLO関数を使いたいスプレッドシートを開きます。そして、メニューの「ツール」→「スクリプトエディタ」を開きます。

スクリプトエディタが開いたら、ファイルを追加し、エディタに下記のJavascriptコードを貼り、保存します。

TRELLO.gs

const KEY = "...";
const TOKEN = "...";

function TRELLO(cardUrl, fieldName = "name") {
  const matches = `${cardUrl}`.match(/https?:\/\/trello\.com\/c\/([^/]+)/);
  if (!matches) {
    return "ERR";
  }
  const cardId = matches[1];

  try {
      const jsondata = UrlFetchApp.fetch(`https://api.trello.com/1/cards/${cardId}?key=${KEY}&token=${TOKEN}`);
      const object   = JSON.parse(jsondata.getContentText());
      return object[fieldName] ?? `Unknown field: ${fieldName}`;
  } catch (e) {
    return `ERR: ${e?.message ?? e}`
  }
}

このコードのKEYとTOKENは、Trello APIのキーとトークンに書き換えてください。

これでスプレッドシート内でTRELLO関数が使えるようになります。

スプレッドシートでTRELLO関数を使う

最後にスプレッドシートでTRELLO関数が呼び出せることが確認できればOKです。