はじめに
Djangoを学んでいる初学者です。
今回は、Django公式チュートリアルを実施してみて、良かったところや学んだことなどをまとめていきます。
Djangoのチュートリアルをやろうかなと思っている人がいれば、参考になると嬉しいです。
良かったところ
アプリ作成までの流れを知ることができる
Djangoチュートリアルでは、投票アプリの作成を通じて、Djangoの使い方を知ることができました。
プロジェクトの作成からビューの作成、テンプレート、ビューを呼び出す仕組みであるURLconfによるルーティングなどを駆使して、投票アプリを作っていきます。
コード自体は掲載されたものを使うので、Djangoチュートリアルが手順書となって、こちらで画面を確認していくという進め方で、なんとなくアプリ作成までの流れを理解できました。
アプリを作るだけで終わらない
当然、アプリは作ったら終わりではなく、保守が必要です。そのためにテスト、管理サイトのカスタマイズ、サードパーティパッケージの導入などについても説明されていて、初学者としては驚きます。
またチュートリアルが終わってからのロードマップもあり、今後はこれくらいやることがあるのか〜と先を知ることができました。
チュートリアルの各所になぜ?や注釈が説明されている
例えば、テンプレートを格納するディレクトリについてがあります。
なぜtemplatesディレクトリの直下にテンプレートファイルを置いてはよくないのか?というと、各アプリケーションごとにディレクトリを切って名前空間を与えることで、異なるアプリケーションの中に同じテンプレート名があっても衝突しない、といった説明がされています。
このような説明が多くあるため、納得感を持ちながら進めることができました。しかし、そもそも難しい内容については、わかりやすい説明があっても理解するのは難しかったです。
詳しく知りたい場合の参照先が紹介されている
チュートリアルで紹介しなかった部分については、ここを読んでください、といったようにドキュメントのリンクが紹介されています。
いずれDjangoを本格的に使い始める頃には、ここを見ればいいんだなというのが分かります。
悪かったところ
図や表がなく簡潔に書かれているところ
これは良いところでもあり、悪いところでもあるかとは思いますが、チュートリアルを進めているとどうしても淡白な印象を受けます。
学んだこと
Djangoチュートリアルを通して下記についてざっと学びました。
- プロジェクトとアプリの違い
- モデルを使ったデータベースの操作
- URLconfによるルーティング
- クラスビューとファンクションビューの違い
- shortcutsパッケージによる簡潔な記述
- 自動テスト
- 静的ファイルの扱い
- 管理サイトのカスタマイズ
- サードパーティパッケージのインストール
- アプリのパッケージング
特に、URLリクエスト→ルーティング→ビュー→レンダリング→Webページの表示
という一連の動きをDjangoではどう表現するのか、が分かりました。
他にも、Djangoを実務で使っていく上での壁を感じました。
知らないといけないことがこのくらいあるんだな、と現実を知ることができました。
難しかったこと
コードを理解するのが難しかった
特にテストの項目では記載されているコードも多く、何を目的としたテストなのか?というのを理解するのが難しかったです。
当然ながら英語が難しい
時折、フォーマットが崩れて意味が取れない日本語があります。
そういった部分については英文で読みましたが、中々意味がわからず苦労しました。
そもそも難しい内容+英語なので大変です。
英語がスタンダードなので、英語の勉強をもっとやろう!と思いました。
終わりに
今回はDjangoチュートリアルを学んだ感想を書きました。
コードを1から書くわけではありませんが、どのようにしてDjangoがWebページを表示させているのかが分かるので、興味がある方は一通り手を動かすと良いと思います!