本記事では、私が20年7月に読んでTwitterに投稿した書籍紹介をまとめ、解説します。
はじめに
私のtwitter投稿から、20年7月に読んだ投稿に関する内容のまとめです。
小川雄太郎@ISID_AI_team
https://twitter.com/ISID_AI_team
書籍紹介以外にもたくさんつぶやいているので、興味がある方はぜひフォローしてください。
本のジャンル
ITやデータサイエンティストのスキルセットとして、
・ビジネス
・ITインフラ
・データサイエンスアルゴリズム
の3分野が挙げられますが、
読む本は、ビジネス系が多いです。
IT関連はネットで調べたり、一気にがっつり調べることが多いので。
20年7月に読んだ書籍
ビジネス関連
【おすすめ・第1位】
書籍感想【アマゾンで私が学んだ 新しいビジネスの作り方】
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 28, 2020
2003年から2015年までアマゾン・ジャパンに在籍し今の日本のアマゾン、まさに新しいビジネス立ち上げを繰り返されてきた太田さんの書籍。
新規事業を創り上げるノウハウとマインドが非常に丁寧に書かれた書籍です。https://t.co/U8poiSQJAl
・イノベーション気質の組織作りの手法
・HowではなくWhyからはじめる新規事業立案
・顧客から得るデータを活用し新規事業を継続的改善
・インプットKPI、アウトプットKPI
・大きく深いビジョン
・新規ビジネスに必要な3タイプの人材と当事者意識
など、
一見知っている概念が多いのですが、それらが非常に深く丁寧に書かれています。
また、データ活用が自然と当たり前のように新規事業のカイゼンに活用される様が描かれています。
数年に1冊レベルのビジネス書籍でとても感銘を受けました。良い本でした。
【おすすめ・第2位】
「ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか 」
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 9, 2020
三井物産デジタルなど率いた土屋さんがCIOとしてワークマンに着任し、ワークマンプラスなどの成功までの話。
現場社員のデータ分析現場経営などを惜しみなく公開。DXを謳う前に、是非この本をhttps://t.co/aT4D9tJSzG
・ただ、AIの活用を否定しているわけではなく、AIにしかできない画像判定系はAIに任せる姿勢(AI接客)
・ワークマンのデータ分析用の研修体系を公開
・その他、データサイエンス系以外にも広報系などワークマン躍進の内側を公開
元USJの森岡さんの書籍を読んでいるような興奮を覚える、良い本だった
【おすすめ・第3位】
書籍感想【アフターデジタル2 UXと自由】
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 23, 2020
前著はDXされた中国の現状紹介であり、
本書は日本でどうDXを進めていくかが解説でした。
DXとはアナログのデジタル化や新技術導入ではなく、顧客のUX向上を目的とし、データとAIを活用し進めていくという旨が解説されていますhttps://t.co/n5n58xtj4c
アフターデジタル2の対となる「UXインテリジェンス」資料が以下よりダウンロードできるようになっており、
以下PDFのp. 19のデータからのUX改善に、データサイエンスやAIが活用されることになります。
アフターデジタル2と対で以下のスライドを見るのもおススメです。
【その他】
「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成」2月発刊。
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 9, 2020
コンパクトにAIを解説し、その後、AI×データの今後の社会が描かれています。
そして、その社会での予想課題と対策として、日本の政策の現状と筆者なりの政策提言が解説された良い本です。https://t.co/b6HPebZcvh#シンニホン
今月読んだおすすめ本シリーズ(20年7月)。
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 5, 2020
「ネットビジネス進化論」
書籍アフターデジタルの共著者である小原さんの最新作。
デジタルビジネスの6つの特徴を解説し、それぞれのビジネス事例を解説しています。
DX時代、デジタルビジネスを学ぶのに非常に良い書籍です。https://t.co/5P3jse06X2
惜しいなと思ったのはタイトル。
なぜ「ネットビジネス」にしたのだろう?
私には、eコマースやアフィリエイトっぽく感じてしまう。
「デジタルビジネス進化論」というタイトルにしていれば、書籍内容ともマッチしていたし、DXの流れで、もっとたくさんの人に手に取ってもらいやすかったかもと思った
IT関連
【おすすめ・第1位】
今月読んだ書籍紹介「AWSではじめるデータレイク」
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 15, 2020
データレイクが必要となるまでの歴史、データウェアハウス、データマートとの違い、ETLなどの詳細な解説。
そして、実際に、AWSのS3、Redshift、Glue、AthenaやQuickSightで模擬データのデータ分析基盤を構築する実践編。https://t.co/pHoXXjTeLD
まだAmazonレビューついていないが、神本だと私は思う。データレイクやデータ分析基盤としてのセキュリティに1章割かれているのも素晴らしい。
この本のあとには、「図解即戦力 ビッグデータ分析のシステムと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書」
がおすすめです。
こちらレビュー記事です
https://dev.classmethod.jp/articles/book-review-of-data-lake-starting-with-aws/
【おすすめ・第2位】
こちらは読んだのが6月末ですが。。。
今月読んだ本で好きだったシリーズ(20年6月)。
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) June 30, 2020
「オブジェクト指向UIデザイン」ユーザーがする事ではなく、ユーザーが得るものを先に考えるのがオブジェクト指向UIだそうです。動詞ではなく名詞に着目。フロントエンドでのドメイン駆動開発的なイメージを受けました。https://t.co/75EAxkS2vU
【おすすめ・第3位】
今月読んだおすすめ本シリーズ(20年7月)。
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 5, 2020
「More Effective Agile」
読んだのは先月ですが、アジャイルでもスクラムの書籍です。スクラムの解説入門レベルではなく、実際スクラムを実践していくなかで悩むであろう事象とその解決例が記載された「スクラム実践書籍」です。https://t.co/X5EQ7NaTiy
本書も引用しつつ、今月Machine Learning 15minutesで発表したスライドはこちらです。
【イベント発表】第 46 回 Machine Learning 15minutes! Broadcast、
「SIer で自然言語処理 AI 製品をアジャイル開発した際の試行錯誤」(20 年 8 月)
発表スライド
https://drive.google.com/file/d/1xT_o7YbfLWfSBrjSw4l3-h2uAolS9jPe/view?fbclid=IwAR3SlNzvg1kCVYZpD7IFOiBkoy9kz9RmDIkIbFGyCPw43ZpuNCCnuuaJMLM
その他、本書のレビュー記事です
https://iwashi.co/2020/07/10/More-Effective-Agile
【その他】
書籍「DataRobotではじめるビジネスAI入門」
— 小川雄太郎 (@ISID_AI_team) July 20, 2020
DataRobotを使いながら、ビジネスでのAI活用を学ぶ本です。ただ読むのではなく、きちんとツールを動かしながら読めば、ビジネスAI基礎が身につくと感じました。そしてツールを動かす経験の後、他の本も読むと良いと思いますhttps://t.co/2kDWo23qDr
備考
【情報発信】
最近私は、自分が面白いと思った記事やサイト、読んだ本の感想などのAIやビジネス、経営系の情報をTwitterで発信しています。
小川雄太郎@ISID_AI_team
https://twitter.com/ISID_AI_team
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