Windows11にDeepLabCutをインストールする方法です
(初心者向けの内容となっています。Anacondaを使って、DeepLabCutの環境設定をする方法になります)
Anacondaのダウンロード
anacondaは仮想環境をつくるのに必要です
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Anacondaのサイトにアクセスします。
登録をskipしてもダウンロードできます
Windows版をダウンロードします
Anacondaのインストール
完了したらanacondaがインストールされたのをスタートメニューから確認できます
スタートメニュー
よりすべてのアプリ
を選択します
CUDAをインストール
deeplabcutを動かすにはcuda、cuDNNが必要です
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公式サイトよりcudatoolkit11.7をインストール
自分の環境を選択し、download
ボタンをクリック
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ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、メッセージに従ってインストールします。
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次に、公式サイトよりcuDNNをダウンロードします
(for CUDA 11.x のものを選択します)
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ダウンロードしたファイルは圧縮されているので解凍します
右クリックをして展開
を選択して解凍してください -
解凍して出来たフォルダをanacondaをインストールした時に作成されたフォルダの中に移動させます。
anaconda3
-Tools
の中に移動させます
PATHを通します
移動したフォルダ内にあるbin
フォルダを新規に追加します。
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OKボタンで登録完了です
DeepLabCutの.yamlファイルダウンロード
deeplabcutを動かすのに必要なものがまとめて記述されているファイルです。
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DeepLabCutのサイトより.yamlファイルをダウンロードします
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ダウンロードフォルダにDEEPLABCUT.yamlファイルが保存されます。
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ファイルをわかりやすい場所に移動します
ここではc:¥のすぐ下にDeepLabCutのフォルダを作り、DEEPLABCUT.yamlファイルを移動します。
AnacondaでDeepLabCutの仮想環境をつくる
Anaconda promptを起動します
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スタートメニューよりすべてのアプリを選択します
Anaconda3を選択しAnaconda promptをクリックします
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DEEPLABCUT.yamlの場所を入力します。
以下を入力しenter
キーで実行します
conda env create -f c:\DEEPLABCUT\DEEPLABCUT.yaml
私のPCではここで can not find command 'git'が表示されました
git が入っていない場合は conda install git
を実行して入れてください
場所をどのように書いていいかわからない場合は、
DEEPLABCUT.yamlを右クリックし、プロパティを選択すると、場所が表示されます。
またはconda env create -f
の後にDEEPLABCUT.yamlをドラッグアンドドロップしても表示されます。
今回はconda env create -f C:\DeepLabCut\DEEPLABCUT.yaml
と入力し、「Enter」キーを押して実行します
DeepLabCutの仮想環境に入る
Anaconda promptより
conda activate DEEPLABCUT
仮想環境に入ると先頭の(base)が(DEEPLABCUT)に変わります
deeplabcutをインストール
pip install deeplabcut[gui,tf]
DeepLabCutの起動
python -m deeplabcut
うまくいくとこのような画像が出てきます。(イメージ画像はver2.3.10)
DeepLabCut2.3の操作画面はこちらを参考にしてください。(OS は ubuntuですがdeeplabcutの操作は同じです)