概要
このページでCentOS7を最小構成でインストールしました。
このままではネットに接続できないので、各種インストール出来ないのが不便です。
ネットに接続します。
CentOS7からNetworkManagerが出てきた
CentOS7(Redhat7)から、従来のネットワーク設定方法と変わり、
NetworkManagerを使用することが推奨になったようです。
参考URL
http://www.server-memo.net/centos-settings/network/nmtui.html
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1502/11/news001.html
手順
- VMware Workstartion 12 Pro 上でNATの設定を加える
VMware Workstartion 12 Proを起動します。
「ネットワークの追加」など選択して、仮想ネットワークをNATとして設定します。
※画像はすでに設定済みのものとなってます。
ホストOS側でネットワーク設定を開き、インターネットに接続する側のインターフェースを選択します。
共有タブを開き、「ネットワークの他のユーザーに・・・」を選択します。
※仮想NICが1つの場合は、プルダウンが表示されませんが、複数存在する場合は、
共有するNICを選択します。
ネットワークのIPアドレスが自動的に設定される文章が表示されます。
文章が紛らわしいのですが、自動的に設定されるのは「仮想NIC」の方で、
「ローカルエリア接続」は、従来のまま変更されません。
→ローカルエリア接続が変更されるとばっかり思って、1日ほど悩みました (´-`)
変更された「仮想NIC」のIPアドレスを確認します。
今回は「192.168.241.0/24」のセグメントが割り当てられました。
VMware Workstartion 12 Pro側の仮想ネットワークエディタを起動します。
画像の赤く囲っている枠を、先ほど調べたサブネットに変更します。
- 仮想マシンに仮想NICを認識させる
VMwareでインストールした直後は仮想NICを認識していません。(自分の環境のみ?)
なお、CentOS7からネットワークインターフェースの命名ルールが変わったようで、
eno16777736 と表示されています。
仮想マシン上ではたくさんの数字が出ますが、物理マシン上ではeth0のように従来の名称通りになるようです。
なお、仮想マシン上でも手動で変更して eth0 とかにも出来るみたいです。
# nmcli dev show
上記で、ゲストOSに認識されているデバイスを表示しています。
eno16777736のGENERAL.STATE が 20(unavailable) となっているので、NICがリンクアップしていない状態っぽい。
ネットワーク接続が「NAT」となっていたのを、「カスタム」に変更して、
VMnet1(NAT)を明示的に選択します。
- 固定IPアドレスに変更
# nmcli dev show
現在のステータスを表示します。DHCPで自動的に設定されています。
# nmcli connection modify eno16777736 ipv4.method manual ipv4.addresses 192.168.241.3/24 ipv4.gateway 192.168.241.2 ipv4.dns 192.168.241.2
上記コマンドで、固定IPアドレスへ設定変更します。
設定変更した後に表示しても反映されておりませんが、コネクションの再起動をすれば反映されます。
# nmcli con down eno16777736
# nmcli con up eno16777736