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WorkDocs で、ゲストユーザーの招待の挙動を確認する

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はじめに

WorkDocs では、Directory Service に所属していないユーザーを、ゲストユーザーとして招待が可能です。ゲストユーザーを招待したときに、Directory Service 側にどのようなユーザー情報が登録されるか不明だったので、検証してみます。

管理者側 : ゲストユーザーを招待する

ゲストユーザーは、管理コントロールパネル上で招待できます。管理者ユーザーでログインして、画面右上のアイコンをクリックします。

image-20220708010250716.png

管理コントロールパネルを開く をおします。

image-20220708010316391.png

管理画面の一番下に、Directory Service 上に存在しているユーザー一覧が表示されています。WorkDocs を利用していないユーザーは、ステータスが非アクティブになっています。

image-20220708011038089.png

この記事の環境では、Microsoft AD をつかっていますが、ユーザーの一覧が同期されていることがわかります。

image-20220708011057114.png

管理コントロールパネル上で、ユーザーの招待を押します。

image-20220708011116444.png

メールアドレスを入れて、送信を押します。

image-20220708011229018.png

権限が、一般的なユーザーとして招待されて、ステータスが保留中となります

image-20220708011330967.png

対象のユーザーをゲストユーザーとするために、編集ボタンを押します

image-20220708011611114.png

ゲストユーザーに権限変更して、設定の保存

image-20220708011716163.png

ゲストユーザー側 : 登録作業を行う

招待したユーザーにメールが飛んでいるので、Get Started を押します

image-20220708011836006.png

ユーザーの名前やパスワードなどを入れて、ユーザーの更新を押します。

image-20220708011930305.png

ゲストユーザーのログインなので、何も表示されません。

image-20220708012048944.png

Directory Service 上のゲストユーザー

ゲストユーザーがログインしたタイミングで、Microsoft AD にゲストユーザーが自動作成されていました

image-20220708012031784.png

このゲストユーザーは、Domain Users のグループにのみ所属しています

image-20220708012357253.png

ゲストユーザー全員にファイルを共有したい

ゲストユーザー共有用フォルダを作ります

image-20220708013324092.png

中には3つの Free 動画ファイルを格納しています

image-20220708014025187.png

選択して、リンクの共有を押します

image-20220708014053092.png

作成とコピーを押します

image-20220708014208397.png

共有のためのリンクが作成されました

image-20220708014227444.png

ゲストユーザーからのアクセス

メールアドレスを入れてログインを押します

image-20220708014304607.png

サインインをします

image-20220708014335454.png

共有した 3 つの動画を確認できました

image-20220708014407816.png

動画も再生できます

image-20220708210941354.png

検証を通じてわかったこと

  • ゲストユーザーを招待すると、WorkDocs が連携している Microsoft AD(Directory Service) に、ユーザー情報が登録される
    • 所属グループは、Domain Users となる。
  • 社外のユーザーをゲストユーザーとして招待すると、裏側で Domain Users に参加されることになる。
  • WorkDocs で利用する Directory Service は、信頼関係を利用して、全社管理のドメインとは分けてもいいかもしれない
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