0
2

More than 1 year has passed since last update.

WorkDocs で、ゲストユーザーの招待の挙動を確認する

Posted at

はじめに

WorkDocs では、Directory Service に所属していないユーザーを、ゲストユーザーとして招待が可能です。ゲストユーザーを招待したときに、Directory Service 側にどのようなユーザー情報が登録されるか不明だったので、検証してみます。

管理者側 : ゲストユーザーを招待する

ゲストユーザーは、管理コントロールパネル上で招待できます。管理者ユーザーでログインして、画面右上のアイコンをクリックします。

image-20220708010250716.png

管理コントロールパネルを開く をおします。

image-20220708010316391.png

管理画面の一番下に、Directory Service 上に存在しているユーザー一覧が表示されています。WorkDocs を利用していないユーザーは、ステータスが非アクティブになっています。

image-20220708011038089.png

この記事の環境では、Microsoft AD をつかっていますが、ユーザーの一覧が同期されていることがわかります。

image-20220708011057114.png

管理コントロールパネル上で、ユーザーの招待を押します。

image-20220708011116444.png

メールアドレスを入れて、送信を押します。

image-20220708011229018.png

権限が、一般的なユーザーとして招待されて、ステータスが保留中となります

image-20220708011330967.png

対象のユーザーをゲストユーザーとするために、編集ボタンを押します

image-20220708011611114.png

ゲストユーザーに権限変更して、設定の保存

image-20220708011716163.png

ゲストユーザー側 : 登録作業を行う

招待したユーザーにメールが飛んでいるので、Get Started を押します

image-20220708011836006.png

ユーザーの名前やパスワードなどを入れて、ユーザーの更新を押します。

image-20220708011930305.png

ゲストユーザーのログインなので、何も表示されません。

image-20220708012048944.png

Directory Service 上のゲストユーザー

ゲストユーザーがログインしたタイミングで、Microsoft AD にゲストユーザーが自動作成されていました

image-20220708012031784.png

このゲストユーザーは、Domain Users のグループにのみ所属しています

image-20220708012357253.png

ゲストユーザー全員にファイルを共有したい

ゲストユーザー共有用フォルダを作ります

image-20220708013324092.png

中には3つの Free 動画ファイルを格納しています

image-20220708014025187.png

選択して、リンクの共有を押します

image-20220708014053092.png

作成とコピーを押します

image-20220708014208397.png

共有のためのリンクが作成されました

image-20220708014227444.png

ゲストユーザーからのアクセス

メールアドレスを入れてログインを押します

image-20220708014304607.png

サインインをします

image-20220708014335454.png

共有した 3 つの動画を確認できました

image-20220708014407816.png

動画も再生できます

image-20220708210941354.png

検証を通じてわかったこと

  • ゲストユーザーを招待すると、WorkDocs が連携している Microsoft AD(Directory Service) に、ユーザー情報が登録される
    • 所属グループは、Domain Users となる。
  • 社外のユーザーをゲストユーザーとして招待すると、裏側で Domain Users に参加されることになる。
  • WorkDocs で利用する Directory Service は、信頼関係を利用して、全社管理のドメインとは分けてもいいかもしれない
0
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
2