はじめに
今回は比較的シンプルな記事です。Amazon WorkDocs の作成方法が、新しい GUI でまとめられているものがなかったので、QuickStart 的に作成方法を整理します。
Amazon WorkDocs は、コンテンツの作成、ストレージ、コラボレーション用の安全なフルマネージド型サービスです。いわゆるファイル共有をコアに据えた、コラボレーション用のサービスと言えると思います。社内の共有はもちろんですが、社外でもゲストユーザーアクセスや共有リンクなど、簡単にファイル共有できます。
WorkDocs を構成するために、Directory Service との連携が必要です。
- Microsoft AD
- Simple AD
- AD Connector
記事の環境では、Microsoft AD で確認をしていきます。
Microsoft AD の作成
Directory Service の画面を開き、Set up Directory を選択します
AWS Managed Microsoft AD を選択します
Edition の選択、Directory DNS name は好きな値を入れます
パスワードを入れて、Next を押します
VPC や Subnet を選択します
Create directory を選択します
Creating になりました
一定時間後、Active に変わりました
WorkDocs Site 作成
次に、WorkDocs の画面に移動して、Create a WorkDocs site を選択します。
さきほど作成した Directory サービスを選択し、今回の WorkDocs のドメインとなる Site URL を入力して、Enable directory を選択します。
作成されました
管理者を設定
初期状態では、だれも管理者権限をもっていないので、管理者ユーザーを設定します。
メールアドレスを指定します
管理者でログイン
Site URL にログインします
admin@test.for.local でログインします (既に削除済みの環境です)
サインインを押します
ログインできました
Excel アップロード
こんなエクセルファイルを手元に用意します
WorkDocs にアップロードしてみました。ドラッグアンドドロップでアップロードできます。
Excel ファイルを開くとこんな感じで、ブラウザ上で参照できます
管理者ページを開く
右上のアイコンを選択
管理者コントロールパネルを選択する
管理者用の画面が開かれます。ユーザーのデフォルトの容量制限や、IP ホワイトリスト、既存のユーザー管理などが行えます。
