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AWS Githubからソースを取得し、ECS(Fargate or EC2)にデプロイするパイプラインを作成する①(ALBの作成まで)

Last updated at Posted at 2019-08-03

今まではgitlabでソースを管理していたため、gitlab-ciを使い、クラウドサーバー常にneginx-proxyでリバースプロキシーしてWebアプリを作成していたが、よりpublicかつデファクトスタンダードになりつつあるgithubでソースを管理する必要性を感じたため、gitlabからgithubに移行。それに伴いアプリのパイプラインを構築しよとしました。

backlogを使っていた時期もあり、gitlabと同様に任意のサーバーにnginx-proxyをたて、jenkinsなどでデプロイしても良かったが、個人的にいろいろなサービスを使うことは管理が大変になるので避けたかった。

そこで、極力AWSを使い実現する。

また、Netlifyなど無料で静的コンテンツを配信していたが、いかんせんネットワーク周りやドメイン、ルーティング周りがうまくいかないので、AWSに全てをよせRoute53周りで簡単に解決しかったので、対応しました。

まずは、CodePipeline/CodeBuild/ECR/ECS/Fargateのコンテナデプロイ基盤を構築してみました - LCL Engineers' Blog
を参考にコードベースで行なっていたが、やはりポリシーやネットワーク周りがうまくいかず、玄人向け感がすごかったので断念。また、NATゲートウェイとNLBを使って構築していたが、料金が高くなりそうだったので、NATゲートウェイを使わず、ALBで対応。


構成

struct.png

  • dbはローカルに閉じる
  • Fargeteでスケーラブルにしておく。
  • ALBでサブドメインでルーティングする。

route53でドメインを取得して、証明書を発行する。

下記を参考にすればいける。
AWSのサービスでドメインを取得しALBでSSLで接続出来るようにする - Qiita

VPC周り

VPCとVPCサブネットの作成、EC2とRDSの構築、ELB設定まで | Qrunch(クランチ)

ユーザ:develop-deploy

VPC作成

vpc1.png

VPCサブネットを作成

名前タグ:vpc-web-app-subnet-web-a
VPC:上記で作成したVPC
アベイラビリティーゾーン:ap-northeneast-1a
IPv4 CIDR ブロック:10.0.0.0/24

vpc-subnet1.png

名前タグ:vpc-web-app-subnet-web-c
VPC:上記で作成したVPC
アベイラビリティーゾーン:ap-northeneast-1c
IPv4 CIDR ブロック:10.0.1.0/24

vpc-subnet2.png

名前タグ:vpc-web-app-subnet-db-a
VPC:上記で作成したVPC
アベイラビリティーゾーン:ap-northeneast-1a
IPv4 CIDR ブロック:10.0.10.0/24

vpc-subnet3.png

名前タグ:vpc-web-app-subnet-db-c
VPC:上記で作成したVPC
アベイラビリティーゾーン:ap-northeneast-1c
IPv4 CIDR ブロック:10.0.11.0/24

vpc-subnet4.png

セキュリティグループを追加する

セキュリティグループ名:web-app-lb-sg
説明:ALB
VPC:上記で作成したVPC
※作成後一覧よりNameにセキュリティグループ名を設定

vpc-sg1.png

同様に下記設定でも作成する

セキュリティグループ名:web-app-web-sg
説明:ECS-WEB
VPC:上記で作成したVPC
※作成後一覧よりNameにセキュリティグループ名を設定

セキュリティグループ名:web-app-db-sg
説明:DB
VPC:上記で作成したVPC
※作成後一覧よりNameにセキュリティグループ名を設定

セキュリティグループ名:web-app-ssh-sg
説明:ECS-SSH
VPC:上記で作成したVPC
※作成後一覧よりNameにセキュリティグループ名を設定

vpc-sg2.png

セキュリティグループにインバウンドルールを追加する。

一覧の下部インバンンドルールのタブより追加する。

web-app-lb-sg
vpc-sg3.png

web-app-web-sg
タイプ:カスタムTCPルール
プロトコル:TCP
ポート範囲:8080
ソース:カスタム web-app-lb-sgのグループID

vpc-sg4.png

web-app-db-sg
タイプ:MYSQL/Aurora
プロトコル:TCP
ポート範囲:3306
ソース:カスタム web-app-web-sgのグループID
vpc-sg5.png

web-app-ssh-sg
タイプ:SSH
プロトコル:TCP
ポート範囲:22
ソース:カスタム 0.0.0.0/0, ::/0
※ステップサーバー等を置いている場合はソースに適切なIPを設定してください。
vpc-sg6.png

RDS周りの設定(今回のサンプルアプリでは使わない予定)

RDSサブネットグループを作成

Amazon RDSのサイドバーからサブネットグループを選択

名前:web-app-rds-subnet-grp
VPC:上記で作成したVPC
サブネット:vpc-web-app-subnet-db-a、vpc-web-app-subnet-db-c ※サブネットIDしか出てこないのでVPCのサブネットからサブネットIDを確認して設定

db-subnet1.png

RDSインスタンスを作成する

データベースの作成より作成する
エンジンのタイプ:Mysql ※お好きなものを選択してください。
テンプレート:無料利用枠 ※私の場合はこれでOK
DBインスタンス識別子:web-app-db-1 ※適当に設定
ユーザー名とパスワードを入力
VPC:上記で作成したVPC
サブネットグループ:web-app-rds-subnet-grp
パブリックアクセス可能:あり ※適宜設定
VPCセキュリティグループ:既存の選択
VPCのセキュリティーグループ:web-app-db-sg ※defaultも設定しておくが、いらないと思う。
AZ:指定なし
データベースポート:3306

インターネットゲートウェイとルートテーブルの設定

インターネットゲートウェイの作成

VPCのサイドバーからインターネットゲイトウェイを選択し、作成する。
名前タグ:web-app-igw
igw1.png

インターネットゲートウェイをVPCにアタッチする

インターネットゲートウェイの一覧より上記で作成したインターネットゲートウェイを選択し、アクションよりVPCにアタッチする。
VPC:上記で作成したVPC

ルートテーブルを作成する

名前タグ:web-app-rtb-global
VPC:上記で作成したVPC
rtb1.png

名前タグ:web-app-rtb-local
VPC:上記で作成したVPC

rtb2.png

ルートの設定

作成したルートテーブルを選択し、下部ルートタブより編集で設定

web-app-rtb-global
送信先:0.0.0.0/0
ターゲット:web-app-igw

web-app-rtb-local
送信先:10.0.0.0/16 ※デフォルトで設定されていると思う。
ターゲット:local ※デフォルトで設定されていると思う。

ルートテーブルをサブネットサブネットの関連を設定

作成したルートテーブルを選択し、下部サブネットの関連付けタブより編集で設定

web-app-rtb-global
VPCサブネット:vpc-web-app-subnet-web-a、vpc-web-app-subnet-web-c

web-app-rtb-local
VPCサブネット:vpc-web-app-subnet-db-a、vpc-web-app-subnet-db-c

ターゲットグループの作成(アプリが増えるごとにやる必要がある?)

EC2のサイドバーからターゲットグループを選択し作成する。

ターゲットグループ名:web-app-tg-1
ターゲット種類:IP
プロトコル:HTTP
ポート:80
VPC:上記で作成したVPC

tg1.png

ALBを設定

EC2のサイドバーからロードバランサーを選択し作成する。

ロードバランサーの種類:Application Load Balancer

手順1ロードバランサーの設定

名前:web-app-alb
リスナー(HTTP):プロトコル :HTTP ロードバランサーのポート:80
リスナー(HTTPS):プロトコル :HTTPS ロードバランサーのポート:443
VPC:上記で作成したVPC
アベイラビティーゾーン(ap-northeast-1a): サブネット:vpc-web-app-subnet-web-a
アベイラビティーゾーン(ap-northeast-1c): サブネット:vpc-web-app-subnet-web-c
alb1.png

手順2セキュリティ設定の構成

証明書タイプ:ACMから証明書を選択する
証明書の名前:証明書を選択
※Route53よりドメインを発行し、作成した証明書を選択。証明書の作り方は別途記載しておく。

手順3セキュリティグループの設定

既存のセキュリティグループより「web-app-lb-sg」を選択する。

手順4ルーティングの設定

ターゲットグループ:既存のターゲットグループ
名前:web-app-tg-1
alb2.png

手順5ターゲットの登録

この時点ではECSインスタンスを生成していないので、登録済みのターゲットがないので、設定しない。
ECSで自動でターゲット登録される。

ここまでの参考は

VPCとVPCサブネットの作成、EC2とRDSの構築、ELB設定まで | Qrunch(クランチ)

AWSのサービスでドメインを取得しALBでSSLで接続出来るようにする - Qiita

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