目次
はじめに
最近では、多くの企業様がクラウドストレージであるBoxをご利用になっています。
2024年6月の時点で、約18,000社がBoxを導入されたとのことです。
Boxのメリットは主に下記になります。
- 保存容量に制限が無い
- 詳細なアクセス権限を設定できる
- 国際的なセキュリティー規格へ対応している
- スマートフォンやタブレット端末からも操作可能
業務のデジタル化(DX)を検討されている企業様からは、Boxを活用する以下のような相談が増えてきている印象を受けております。
- Boxのコラボレーション機能を活用して、取引先とファイルを共有する。
- 電子帳簿保存法(電帳法)の対応で、Boxにデジタルデータを連携・保管する。
- バックアップデータの退避先としてBoxを利用する
- ドキュメントをBox上で共有し、最新化した際に共有リンクを案内する。
Boxの利用方法は上記を一例として多岐にわたりますが、気になるのが連携方法です。
手動でブラウザから連携する方法もございますが、手間となりかねません。そのため、Box APIを活用して自動化を検討されるのが一般的です。なお、Boxには様々なプランがございますが、プランによってはAPIコール数の上限が設けられています。Boxの料金プランをご確認ください。
課題:BoxのAPIコール上限問題
取引先との連携や電帳法対応で扱うファイルの数を考えた場合、APIコール数を上回る可能性がございます。1回の連携処理で複数回のAPIコールが発生し、APIコール数の上限を超過すると、別途課金が発生します
解決策:エコソリューションの活用
Boxのエコソリューションとして認定されたツールには、APIコール数による課金が発生しません。(※特定の設定が必要です)。
その一例として、HULFT Squareが挙げられます。HULFT Squareは、データ連携をノーコードで開発し、一気通貫で自動化できるサービスです。例えば、様々なシステム・SaaSからデータ・ファイルを取得し、データの加工変換を行い、Boxへアップロードしてコラボレーション設定をするなど、多岐にわたる機能を提供しています。
まとめ
Boxをフルに活用することで、業務DXを加速させる動きは多くの企業で取り組まれています。本記事では、APIコール数の上限など、Box利用時のポイントを紹介しました。Boxエコソリューションの検討も積極的にご検討いただくのも良いと思います。