はじめに
こんにちは。すぎもんです
今回は EBS ボリュームの削減 をした際の記事になります。
AWS についての記事もあわせてご覧ください。
今回やること
今回は 150GB の EBS ボリュームを 50GB まで削減を行っていきます。
実施手順
以下の流れで EBS ボリュームの削減 を行っていきます。
- ボリュームの縮小
- EBS ボリュームの新規作成
- Linux インスタンスの新規作成
- データのコピー
- EBS ボリュームのアタッチ
- 既存ボリュームの削除
1. ボリュームの縮小
リモートデスクトップでWindowsインスタンスにログインをします。
スタートメニューで diskmgmt.msc と入力し、実行します。
縮小したいパーティションを選択します。
右クリックから「ボリュームの縮小」を押下します。
50GB 以下になるようにサイズを指定し、「縮小」 を押下します。
割り当て済みの容量が変わっていることが確認できます。
2. EBS ボリュームの新規作成
サイズが 50GB 以下のボリュームの作成を行っていきます。
[アベイラビリティーゾーン] は、Windows インスタンスと同じものを選択し作成します。
Point
[サイズ] は 『1. ボリュームの縮小』 で割り当てている容量よりも、大きくする必要があります。
3. Linux インスタンスの新規作成
データをコピーする際に利用する Linux インスタンスを作成します。
※ アベイラビリティーゾーンは、Windows インスタンスと同じものを選択します。
既存のボリュームと先ほど新規作成したボリュームをインスタンスにアタッチします。
4. データのコピー
Linux で下記のコマンドを使い、データのコピーを行っていきます。
sudo su -
lsblk
fdisk -l -u /dev/sdf
fdisk -l -u /dev/sdg
dd if=/dev/sdf of=/dev/sdg bs=512 count=1
dd if=/dev/sdf1 of=/dev/sdg1 bs=1M
lsblk
fdisk -l -u /dev/sdg
※ dd if=/dev/sdf of=/dev/sdg bs=512 count=1 の実行例
※ dd if=/dev/sdf1 of=/dev/sdg1 bs=1M の実行例
5. EBS ボリュームのアタッチ
Windows インスタンスに EBS ボリュームをアタッチします。
[デバイス名] には /dev/sda1
を指定します。
Windows インスタンスにログインをして diskmgmt.msc を実行すると、未割当の領域があるのが分かります。
パーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を押下します。
[次へ] を押下していき、ボリュームの拡張を行っていきます。
割当領域が 50GB になっていることが確認できます。
6. 既存ボリュームの削除
最後に既存の EBS ボリュームと、今回作成した Linux インスタンスを削除します。
これで EBS ボリュームの削減 は完了です。
最後に
今回は EBS ボリュームの削減 を行ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
思っていたよりも簡単に削減することが出来ました。また、コストの削減にもなるため、皆さんも是非試してみてください!
このブログでは、今後も様々なTopics記事や接続検証等、皆さんの参考になるような記事を投稿していきたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!