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はじめに

こんにちは。すぎもんです:smiley:
今回は EBS ボリュームの削減 をした際の記事になります。

AWS についての記事もあわせてご覧ください。

今回やること

今回は 150GB の EBS ボリュームを 50GB まで削減を行っていきます。

image.png

実施手順

以下の流れで EBS ボリュームの削減 を行っていきます。

  1. ボリュームの縮小
  2. EBS ボリュームの新規作成
  3. Linux インスタンスの新規作成
  4. データのコピー
  5. EBS ボリュームのアタッチ
  6. 既存ボリュームの削除

image.png

1. ボリュームの縮小

リモートデスクトップでWindowsインスタンスにログインをします。
スタートメニューで diskmgmt.msc と入力し、実行します。

image.png

縮小したいパーティションを選択します。

image.png

右クリックから「ボリュームの縮小」を押下します。

image.png

50GB 以下になるようにサイズを指定し、「縮小」 を押下します。

image.png

割り当て済みの容量が変わっていることが確認できます。

image.png

Point
縮小後にインスタンスから、ボリュームをデタッチしておきます。
image.png

2. EBS ボリュームの新規作成

サイズが 50GB 以下のボリュームの作成を行っていきます。
[アベイラビリティーゾーン] は、Windows インスタンスと同じものを選択し作成します。

image.png

Point
[サイズ]『1. ボリュームの縮小』 で割り当てている容量よりも、大きくする必要があります。

3. Linux インスタンスの新規作成

データをコピーする際に利用する Linux インスタンスを作成します。
※ アベイラビリティーゾーンは、Windows インスタンスと同じものを選択します。

image.png

既存のボリュームと先ほど新規作成したボリュームをインスタンスにアタッチします。

image.png

Point
アタッチする際に既存 EBS ボリュームの [デバイス名] には /dev/sdf を指定し、新規 EBS ボリュームの [デバイス名] には /dev/sdg を指定します。
image.png

4. データのコピー

Linux で下記のコマンドを使い、データのコピーを行っていきます。

コマンド
sudo su -
lsblk
fdisk -l -u /dev/sdf
fdisk -l -u /dev/sdg
dd if=/dev/sdf of=/dev/sdg bs=512 count=1
dd if=/dev/sdf1 of=/dev/sdg1 bs=1M
lsblk
fdisk -l -u /dev/sdg

※ lsblk の実行例①
image.png

※ fdisk -l -u /dev/sdf の実行例
image.png

※ fdisk -l -u /dev/sdg の実行例①
image.png

※ dd if=/dev/sdf of=/dev/sdg bs=512 count=1 の実行例
image.png

※ dd if=/dev/sdf1 of=/dev/sdg1 bs=1M の実行例
image.png

※ lsblk の実行例②
image.png

※ fdisk -l -u /dev/sdg の実行例②
image.png

Point
データのコピー後、EBS ボリュームをデタッチします。
image.png

5. EBS ボリュームのアタッチ

Windows インスタンスに EBS ボリュームをアタッチします。
[デバイス名] には /dev/sda1 を指定します。

image.png

Windows インスタンスにログインをして diskmgmt.msc を実行すると、未割当の領域があるのが分かります。

image.png

パーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を押下します。

image.png

[次へ] を押下していき、ボリュームの拡張を行っていきます。

image.png

割当領域が 50GB になっていることが確認できます。

image.png

6. 既存ボリュームの削除

最後に既存の EBS ボリュームと、今回作成した Linux インスタンスを削除します。

image.png

これで EBS ボリュームの削減 は完了です。

image.png

最後に

今回は EBS ボリュームの削減 を行ってみましたが、いかがでしたでしょうか。

思っていたよりも簡単に削減することが出来ました。また、コストの削減にもなるため、皆さんも是非試してみてください!

このブログでは、今後も様々なTopics記事や接続検証等、皆さんの参考になるような記事を投稿していきたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!:raised_hand:

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