こんにちは!
フルスタックエンジニアにメガ進化したいすぎちゃん🐈です!
今回は技術寄りのお話ではなく、自信を失いかけているエンジニアに向けて自身の思いを綴っていこうと思います。
- 他人と比べて悩んでいる人
- 新しいことに対して臆病になっている人
これらの悩みを抱えている方は、もしかしたら今この記事を読んでいるかもしれません。
私も同じような経験をしてきました。他人との比較で自分に自信を失い、過去の失敗に囚われて前に進むのが怖くなっていた時期があります。
ですが、ある時、私の今までの考え方を変え、反省するきっかけを与えてくれた記事に出会うことができました。
この記事では、私の経験を通じて得た「自己成長」についての気づきをシェアしたいと思います。あなたの自己研鑽の一助になれば幸いです。
インプットに逃げるな
インプットを積極的に行い、知識の取得に励むことは実に素晴らしいことです。

しかし、インプットばかりに偏り、応用力を養わないのはもったいないことです。プログラミング初学者が「Progateを何周もしているのに実践的なスキルが身につかない」といった状態になるのも同じ現象です。
私もお恥ずかしながら高校時代に似たような経験がございました。
当時、私は英単語を覚えるのが得意でした。
模試でも偏差値は毎回65を超えていて、リーディングやリスニングにも自信がありました。
英語学習には困りませんでしたが、ある時ショックな出来事に見舞われました。
それは英検2級の受験で2回も不合格になったことです。
~英検会場~
面接官「Some people say that AI(Artificial Intelligence) will take over our jobs. What do you think about that?」
ワイ「yeah...(あれ?単語がすらすら出ない・・・)」
~学校~
ワイ「あと一点で合格やったのにぃ〜〜〜〜〜〜」
ライバル「HAHAHA!英語は知識があっても喋れなかったら意味ないんやで!」
リーディングやリスニングに注力してばかりでスピーキングの対策を自分の納得のいくまでしていなかっただけに、英語を話す場面では言葉に詰まってしまい不合格になってしまいました。
この経験を経て、私は気づきました。
「私はインプットに逃げていたんだ」と。
自分の未熟さに気づいた瞬間、何かが変わり始めました。
ライバルの存在は、単なる競争相手ではなく、私を成長させる重要な要素だったのです。
思えば彼はただ参考書にかじり付くだけでなく、洋画を見ながらシャドーイングをしたり、恥を恐れず英語で自分の思いを話す練習を積み重ねていました。
彼が持っている勉強法や考え方を素直に聞いて学ぶことができれば、きっと自分ももっと成長できたはずだと痛感しました。
「HAHAHA」とライバルにバカにされた当時は心底腹が立ちましたが、今では未熟な自分に気づかせてくれたので逆に感謝しています!
これからも恥や失敗を恐れず、不慣れなアウトプットにも挑戦し続ける姿勢を大切にしていきます
「行動は知識の適切な果実である。」
トーマス・フラー(17世紀イギリスの神学者・聖職者、1608~1661)
他人と比較するな
上記の記事でも書かれていましたが、「◯◯が人よりもできる=◯◯が得意」という考え方は、時に自身の可能性を狭める要因となり得ます。
テストの点数や模試の偏差値は、自分の実力を客観的に把握するために有用ですが、それに固執しすぎると自分のペースを見失い、他人と無駄な競争に陥ることがあります。
特に私も、苦労をして課題に励んでいたのにプログラミングの授業で赤点スレスレの成績だった、英検2級であと1点のところで不合格になってしまったりと何度も自信を喪失した経験があります。

一度不本意な評価を受けてしまうとその事実に囚われ自分が本来持つ可能性や得意な分野を見失いがちです。
社会に出てからも自己肯定感がマリアナ海峡並みに低いままです。
前職で私より1年あとに新卒で入社した後輩がいました。
彼は上位の国立大学出身でおまけにコミュニケーション能力が高い、まさに絵に書いたような一軍男子でした。(下のイラストでいうピラミッドの頂点に君臨している人種です。)

おまけに人間性も優れており、新しいプロジェクトで参入したばかりでドメイン知識の取得や不慣れな仕事で困っていた私に対しても親身に手を差し伸べてくださいました。
そんな私は優秀すぎる後輩に対して強い劣等感を抱いていたのです。
「どうせコミュ力お化けの恵まれた人間だから。」
そんな風に彼のことを理解しようとせず、次第に負の感情どんどん蓄積していったのです。
そんな時、チームは違えど親身になってくださった先輩から有難いお言葉をいただきました。
人と比べないで、自分と比べる。
社会に出ると、やはり自分より凄い、器用な人の方が多いです。年上でも年下でもそうです。
他の人と比べるとキリがないし途方に暮れるだけなのでむしろ、今日の自分より明日の自分が人湯でも技術を上げれたらそれでOKと考えています。
これは私が社会に出て2、3年の時に、東工大卒の後輩がスーパー有能すぎて、モヤモヤしていた時期に、その当時の先輩に言われたことです
先輩の言葉が劣等感まみれの私を救ってくれました。
他人と自分を比較してしまうことで、本当に大切なこと、つまり自分の成長に目を向けることができていなかったと気づかされたのです。
それ以降、「今日の自分より明日の自分が少しでも成長できれば良い」、という考え方を持つようになりました。
また、この考えはプログラミングや技術においても同じです。
アウトプットすることを恐れず、小さな一歩を踏み出すことが大切です。最初は拙い記事やコードでも、それを発信することであなた自身の成長が促されますし、その記事が誰かの時間を救うことになるかもしれません。
技術的な困難に直面した他のエンジニアが、あなたのアウトプットから解決の糸口を見つけることだってあります。
だから、完璧を求めず、LGTMの数に囚われず、まずは自分の学びをアウトプットしてみましょう。未来の誰かにとって、それが大きな助けになる可能性があります。
「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし去年の自分より、今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」
ラポック(イギリスの探検家)
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます
過去の私と同じように、今劣等感や挫折感に苦しんでいる人がいれば、先輩から頂いたこの言葉をお裾分けさせていただきます。
人と比べず、昨日の自分と比べることが大切だ。」
どうかこの記事が、あなたの自己研鑽の一助となり、前向きな成長のきっかけとなりますように。