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E資格合格体験記

2024年2月18日に受験したE資格の試験に合格したので、振り返りがてら合格体験記を書きたいと思います。

E資格とは

・E資格とは、日本ディープラーニング協会が主催している「ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する資格試験」である。
・G検定の内容を詳しくしたような試験。
・協会が認めた認定講座を受講して、修了試験を突破しないと受験することができない。

前提

・私立大学2年生(情報系学科)
・1年生の時に、統計検定2級を取得
・データコンペ(signate)を少しやっていた

受験までの経緯

元々、大学生のうちに何か身につけてそれを元に就活をしたいと考えており、何をしようか調べていたときにデータサイエンティストという職種を知って、AIとかデータ分析とか面白そうくらいの興味でpythonから勉強し始めました。

調べていくとデータサイエンティストの業務内容はデータを分析して予測モデルを作るといった内容があり、機械学習の話が出てきてそこでAIに興味を持つようになります。

特に、Udemyの講座で機械学習について学んでいる時に、「AIってこうやって学習するんだ!」ってすごい感動したのを覚えています。ニューラルネットワークを知った時は天才すぎると思いました笑
(この辺りから統計の知識が出てくるようになり、統計検定2級を取りました)

この調子でデータコンペのビギナー限定みたいなやつになんとか挑戦してみて、モデルの精度を上げるのが難しかったのですがグンと上がった時はすごい楽しかったです。

そして段々とAIに触れる時間が増えてきて、せっかくだから体系的に学んで全体像を見てみようということで受験を決意しました。

認定講座について

自分が受講した認定講座はAVILENの「全人類がわかるE資格講座」です。

この講座を選んだ理由は、サポートが手厚くしっかり学ぶならおすすめなどネットに書いてあったからで、確かにコーディングの採点や質問対応などサポート充実していました。
他の講座を受講していないのでわかりませんが、講義資料もかなり詳しく作られていたと思います。pythonや数学の初歩から解説してくれるチャプターもあったので復習もしやすかったです。

個人的にコーディング演習はAIの仕組みをよく理解していないと解けないものだったので、アウトプットの訓練としてすごくやりごたえがありました。

認定講座以外で勉強したもの

認定講座以外ではyoutubeと黒本(徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集)という問題集を取り組んでいました。

youtubeは、データサイエンス研究所というチャンネルにとてもお世話になりました。
E資格の範囲が網羅されているわけではないのですが、直感的な理解に繋がりやすい解説が魅力的でした。

黒本の方は、本番の形式に近い総仕上げ的な問題集でした。
この黒本を仕上げることはとても合格に響いたと思います。

ただ、形式こそ同じですがE資格はシラバスが短いスパンで変わるようなので、シラバスを見ながらズレている部分は認定講座の資料を深く読み込みました。

特に今回(2024#1)以降からまたシラバスが変わると思うので要注意です。

試験結果

試験結果はメールで試験終了後、大体3週間くらいできました。
以下はメールの一部です。

■合否結果

【 合 格 】

総受験者数  1,194名
合格者数    867名

■分野別の得点率
応用数学:71 %
機械学習:81 %
深層学習:65 %
開発環境:86 %

全体的にあまり手応えがなかったので、不安だったのですが想像よりも得点できていたようで安心しました。
ただ、受験者数に対して合格者もかなり多いと思うので、認定講座でめげずに走り切ることが大切だと思います。

最後に

E資格は受けるまでが大変な資格だと感じましたが、先人の天才的な閃きを学ぶことがとても楽しかったです。ディープラーニングをベースに画像認識や自然言語処理を知って、当初の目的であったAIの全体像を知ることができたと思います。

最近はchatgptなどAIがより身近に感じられる機会が増えてきて、
勉強していてもAIの発展に置いていかれるんじゃないかと思えてくるくらいです笑

なのでAIの発展に置いていかれないためにも、AIとはどのようなものなのか、
どのように活用していくべきなのかを理解する上でとてもおすすめな資格だと思います。

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