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コロナウィルスの前にまずSARS分析してみた

Last updated at Posted at 2020-05-15

はじめに

最近コロナウィルスが流行っていて家にいるのも退屈で、早く外に出たいので、今後のコロ
ナウィルスの動向を知ろうと思い同じ種類のSARSウィルスから分析してみました。

今後の展望

1.コロナウィルスの流行に伴い、同じ分類であるSARSウィルスの分析を行う
2.その後コロナウィルスに関しての分析も行う
3.両者を比較してみる

まず最初に

分析すると言ってもものデータがない言うことで、まずはデータ探しを開始したのですが、
           良い感じのCSVデータが存在しない
と言うことで、まずはCSVファイルから作成することに、WHOからSARSのデータを探し
だし、作成しました。

実際作成したCSV

スクリーンショット 2020-05-15 8.35.14.png
これは10日目までのデータです。自分で作成したので欠損値も少なくて良さそうです。

実際に分析してみる

それでは実際の分析に移りたいと思います。

1.ライブラリ

SARS.ipynd
import pandas as pd
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

2.CSVの出力

SARS.ipynd
df1 = pd.read_csv('analytics_SARS].csv')
df1.head()

3.感染者数の増加を見てみる

SARS.ipynd
x_num = df1['day']
y_num = df1['total']
plt.plot(x_num,y_num)#グラフを表示

スクリーンショット 2020-05-15 8.58.47.png
60日ほどまでは、上昇傾向にあったがそこからは感染者の数が著しく減ったことがわかる。

4.1日あたりの感染者数の増減を見てみる

SARS,ipyind
x_num = df1['day']
y_num = df1['total-change']
plt.plot(x_num,y_num)#グラフを表示

スクリーンショット 2020-05-15 9.06.00.png
最初の方の変動は徐々に新たな国から感染の報告が来るからだと予測できる。

5.死者の増加を見てみる

SARS.ipynd
x_num = df1['day']
y_num = df1['death']
plt.plot(x_num,y_num)#グラフを表示

スクリーンショット 2020-05-15 9.10.38.png
約100日で800人もの死者が出ている。つまり単純計算1日で8人もの人が死んでいる。

6.1日あたりの死者の増減を見てみる

SARS.ipynd
x_num = df1['day']
y_num = df1['death-change']
plt.plot(x_num,y_num)#グラフを表示

スクリーンショット 2020-05-15 9.20.27.png
1日あたりの死亡者数は増えたり減ったりしている。これは死亡の知らせが届く周期によるものだと思われる。

死亡率
SARS.ipynd
 df1['death'].sum() / df1['total'].sum() 

致死率は0.08121591227553301、つまり約8%だと言うことがわかる。

7.回復者数を見てみる

SARS.ipynd
x_num = df1['day']
y_num = df1['recovery']
plt.plot(x_num,y_num)#グラフを表示

スクリーンショット 2020-05-15 10.02.52.png
20日あたりから徐々に回復者が現れたことがわかる。そこからの回復者数の増加は著しい。

8.1日あたりの感染者数の増減を見てみる

SARS.ipynd
x_num = df1['day']
y_num = df1['recovery_change']
plt.plot(x_num,y_num)#グラフを表示

スクリーンショット 2020-05-15 10.03.49.png
20日あたりに急激な上昇が見られる。これは各国の回復者数報告の関係だと思われる。
ただ、回復者数は平均して安定していると思われる。

まとめ

今回は単純で簡単な分析を中心に行った。
簡単なコードと簡単な計算を使い分析を行ったが、グラフ化するだけでわかりやすくなったと思います。また、今後はより高度な分析や、コロナの分析も行おうと思います。

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