はじめに
今回は、プロジェクトで実際に役立つフローについて紹介します。
業務をする上で必ずと言ってよいほど発生する疑問点に対するフローとなります。
それらの疑問点を1か所にまとめておくことにより、疑問点やその解決方法を共有しやすく、
同じ課題の発生を防ぐ目的があります。
(実際にPJで運用中です!)
取り扱うフロー
「Formsで自分の疑問点やその解決策を入力し送信するだけで、Excelのテーブルに随時追加できる」というフローです。
しかし、Excelに内容が追加された際、誰も確認しなければあまり実用的ではありません。
そこで、最後のアクションとして「Teamsのチャネルに疑問点が追加された旨のメッセージを送信する」というものを追加することで、より可視化でき、効率の良い運用を図ることができます。
フローの全体像
事前に用意しておくもの
・疑問点等を記入するForms
・Formsの回答を転記するためのExcel
※PJで共有するのであれば、Teamsのファイル配下においておくと運用しやすい。
フローの詳細
1.新しい応答が送信されるとき(Forms)
このフローのトリガーとなります。
事前に作成しておいたFormsを指定します。
この時、Formsが一覧にない場合は、FormsのIDをコピペすることも可能です。
2.応答の詳細を取得する(Forms)
1で設定したFormsの回答の内容を全て取得します。
(応答IDの枠にカーソルを合わせると選択肢が右側に表示されるので、そこから「応答ID」を選ぶだけで設定できます!)
3.表に行を追加(Excel)
Formsで入力した内容をExcelに転記します。
自分で格納したExcelの場所を上から順番に入力し、事前に作成したExcelのテーブルとFormsの項目を紐づけます。
この時、テーブルの項目をFormsの項目と同様にしておくと、
項目同士の紐づけの際に混乱が減るのでおすすめです。
4.チャネル内のメッセージで応答します(Teams)
Excelに疑問点とその解決策が追加されたことをTeamsに通知します。
このフローを運用したいチームのチャット、またはチャネル内のスレッドを選択すると、
設定したメッセージとともに通知を送ることができます。
今回私が設定した通知方法は、チームのチャネル内にあらかじめ用意しておいたスレッドに対し、
返信の形で通知を送るというものになります。
おわりに
チーム内では発生する疑問点をわかりやすく共有することができ、業務の効率化を図ることができるフローとなっております。
作成も簡単なフローなので是非活用してみてください。