色んなエラーが発生して表題の件がどうにもならないという人のためにメモとしてここに残します。
用意するもの
- Mac mini (Mid 2011) - High Sierra 対応している限りの最新OS
- USBフラッシュメモリ - 16GB USB2.0対応USB3.0非対応 ※詳細は後述
- OS - Windows10 Pro Microsoftの公式サイトからダウンロード
- BootCamp Support Software 5.1.5621
注意点
DVDドライブかUSBフラッシュメモリか、どちらからOSをインストールするかでインストール可能なOSが違う
DVDドライブからOSをインストールする場合
対応OS
- Windows7 / Windows8 / ( Windows10 )
USBフラッシュメモリからOSをインストールする場合
対応OS
- Windows8 / ( Windows10 )
Windows7はEFI Bootが対応していないため、Windows7を入れたUSBフラッシュメモリを接続しても No bootable devices found というメッセージが出てUSBフラッシュメモリからの起動ができない。
カッコで囲ってある Windows10 に関しては、Mac mini (Mid 2011)が Windows10 には非対応になっているため、公式上はインストールすることが出来ない。
USBフラッシュメモリの条件
USB3.0対応のUSBフラッシュメモリを使用した場合はOSインストール時にエラーが発生する可能性が高いようです。
私は事前にこの情報を得ていたので、この問題は発生いたしませんでしたが、新規で用意する場合はUSB3.0に対応していないUSBフラッシュメモリで最低8GB必要なので、余裕を持って16GBのものを用意するのが吉。
尚、BootCampでUSBフラッシュメモリのインストールディスクを作成する場合、容量不足のエラーが発生することが多々あったが、容量が足りないためのエラーではない。
エラーの発生条件と対策
Q. インストールディスク作成時に上手く行かない、容量不足のエラーが出る
A. まず、容量不足ではない。イケる時の条件がよく分からないが、止まったと思ってもエラーが数時間放置してればイケてたりする。ちなみに私はこの方法で作成したインストールディスクでOSのインストールを成功していない。
Q. Windows7をインストールしたいができない
A. USBフラッシュメモリからは無理、DVDドライブから起動すれば公式のやり方でいける。
Q. Windows8をインストールしたいができない
A. HDDのフォーマット次第ではイケると思っています。おそらくGPTフォーマット云々のエラーメッセージが表示されると思いますので、専用のフォーマットの領域を用意すれば良いかと。でも、Windows10の方が良くない?
Q. Windows10をインストールしたいができない
A. ここから先に書いてある内容を参考にしてください。
Q. Windows10のインストール中に画面が真っ暗になる
A. ここから先に書いてある内容を参考にしてください。
インストールする上でのポイント
- BootCamp Assistantは使わない
- BootCampは、BootCamp Support Softwareというドライバだけ使う
- Windows10の起動ディスクはWindowsPCで準備する
Windows10インストールまでの流れ
□ 準備編(WindowsPCでやること)
WindowsPCでUSBフラッシュメモリにWindows10のインストールディスクを作成する
Windows10のダウンロードから【ツールを今すぐダウンロード】をクリック
ウィザードに従って、Windows10の起動ディスクをUSBフラッシュメモリに作成してください。
AppleのサポートサイトからBoot Camp Support Softwareをダウンロードする
Mac mini (Mid 2011)であれば、こちらですが、他の機種をお使いであれば、システム要件を参考に対象の機器を探してください。
BootCamp Support SoftwareをZip形式から展開し、USBフラッシュメモリのroot(一番上の階層)にコピー&ペーストする
□ Macでやること
ディスクユーティリティーを使って、Windowsをインストールするパーティションの作成
Windowsをインストールするために最低限必要なHDD容量は40GBなので、それ以上に設定。フォーマットはどうせ後でやり直しますが、FAT辺りにしておいてください。
電源を切る
USBフラッシュメモリを接続
Altキーを押して起動させて、ブートディスク選択画面を開く
なかなか上手くブートディスク選択画面に入れないことも多いですが、他にやりかたはないので、がんばってください。
EFIと表示されているディスクを選択してEnter
Windowsロゴが表示されてWindowsのインストーラーが起動
ウィザードの通りに進んでいき、Windowsをインストールするディスクを選択する画面になりますが、エラーが発生する場合、Mac OSがインストールされているディスクより下のディスクを削除し、新規を選択してディスクをフォーマットし直してください。
インストールの途中で画面が真っ暗になってしまった場合
OSとドライバとハードウェアの相性の関係か知りませんが、画面が表示されなくなることがあります。
というか、私はありました。
その場合は、そのまま数時間放置していただき、解消しなければ電源長押で強制終了を2回実施すると、Windowsの修復機能が起動します。
修復機能が起動したら、スタートアップ設定から 5) セーフモードとネットワークを有効にする(F5) で起動すれば画面が点灯した状態でセットアップを進めることができます。
セーフモードでデスクトップ画面までたどり着いたら、USBフラッシュメモリにコピーしたBootCampフォルダ内の setup.exe を起動させて、BootCampのインストール。再起動する前に、スタートボタンを右クリックしてデバイスマネージャを起動させて、ディスプレイアダプター(Mac mini (Mid 2011)の場合は Intel(R) HD Graphics 3000)を削除して再起動。
これで私のMac mini (Mid 2011)はWindows10で正常に動作しています。