Redmineのバージョン管理ソフトウェア連携
Redmineは、様々なバージョン管理ソフトウェアと連携できる。
今回は、Gitとの連携設定を実施する。
対応可能なバージョン管理ソフトウェア
- Git、SVN、Mercurial、Darcs、Bazaar、CVSに対応。主要なソフトウェアはほぼおさえられている印象。
- Bitnami Redmineには、SVNが同梱されているため、SVNが配置されているディレクトリにパスさえ通せば、連携可能である模様。
- ただし、今回はバージョン管理ソフトとしてGitを使いたかったので、Git連携の設定をすることにした。
バージョン管理ソフトウェア連携の前提
公式日本語ページによると、以下の前提条件がある模様。
- バージョン管理ソフトウェアとRedmineが同一ホスト上にインストールされていること
- バージョン管理ソフトウェアがRedmineからの読み込み、実行可能であること
Redmine + Git 連携
今回利用した環境
- Windows 7 Professional 64bit
- Redmine 2.3.1-3(bitnami redmine)
- Git 1.8.1.2-preview20130201
公式ページによるとGitの対応バージョンは1.5.4.2となっていたが、上記のバージョンでも今のところ問題なく連携できている。
また、Redmineの両方を入れた時点で、Redmine側でもともとインストール済みだったGitの存在とバージョンが自動認識されていた。
リポジトリ登録
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- 適当なディレクトリにgitリポジトリを作成
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- Redmine上でプロジェクトを選択し、画面上部のメニューから[設定]を選択。
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- メニュータブから[リポジトリ]を選択。
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- [新しいリポジトリ]を選択。
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- Gitのリポジトリを指定。
- 5-1. バージョン管理システムに「Git」を指定。
- 5-2. リポジトリのパスを指定。(リポジトリのフルパス/.git)
- 5-3. [作成]ボタンを押下。
これだけで終わり。
リポジトリの参照
上記の手順が完了したら、画面上部のメニューにリポジトリが追加されていて、
登録したリポジトリに置かれたファイルを閲覧、ダウンロードしたり、
コミットの統計情報を確認できる。
リポジトリビューアとしてなかなか使えそう。