このタイトルの由来が分かる人はお友達になりましょう笑
さて、前回の記事に書いた、RDP接続の設定に行き詰まってSELinux
の設定をいじったら再起動が出来なくなり、一人でDCに行く羽目になった話です。笑
テスト環境では一度で成功していたので、なるべくそのテスト環境のサーバと設定を合わせようと思って、設定が違うところを確認したら、テスト環境ではSELinuxが有効化されていたんですよね。。
なので特に深く考えず、笑
有効化して再起動してみたところ、起動チェック?の画面のまま止まってしまい、うんともすんとも言わなくなりました…
物理サーバだったので、iLO
から再起動してみましたが状況は変わらず、コンソールからなら操作できるかもと思いDCに行きましたが、これも特に状況は変わらず、笑
また詰まっていたところに、「シングルユーザーモードでログインしてみては」とアドバイスをもらったので、再度サーバを再起動して、GRUB起動画面からシングルユーザーモードでログインしたところ、無事にサーバが操作できるようになりました!
有効化してしまったSELinux
の設定を再度無効化し、あとは再起動して、これで直る!!と思った矢先、
今度はreboot
コマンド、shutdown
コマンドが使えない問題が起きます。。
前に別の作業でシングルユーザーモードでログインしたときにはreboot
コマンドが使えていたので、正直全然原因が分からず、フルパスでコマンドを指定してみても結果は同じで、また行き詰まっていました(すぐ行き詰まる)
そこで再度シングルユーザーモードについて調べていたところ、こちらのサイトに以下のような記載がありました。
パスワード変更が完了したら通常モードで起動させます。
# exec /sbin/init
reboot
コマンド使ってない!これっぽい!(語彙力)と思い、藁にも縋る思いでこのコマンドを実行したところ、無事にシングルユーザーモードから抜けることができ、サーバも起動し、ssh接続も出来るようになりました。。
SELinux
についてよく分かっていなかったんですが、(だったら設定をいじるなという意見はごもっともなのですが)
有効化すると、root権限ですら制限される作業などがあって、そのせいでreboot
やshutdown
コマンドは打てなくなっていたみたいです
前にreboot
コマンドが使えていたのは、SELinux
を無効化した状態でのログインだったから使えていたという事ですね…
SELinux
はとりあえず無効化!は暗黙の了解だと思っていたので、理由まで考えたことはなかったんですが、今回の事でとても勉強になりました。。
そして、シングルユーザーモードにもいくつかパターンがあるみたいなので、皆さんもreboot
コマンドが使えない場合は、前述したコマンドを試してみてください!
(シングルユーザーモードを抜ける方法は分かったけど、起動の仕方は見るサイトによって全部違う気がするし、結局どれでも起動は出来るけど一体どれが正しいんだろう…)
ではまた!