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Vimの基本操作① -ファイルを作成する・編集する・保存する-

Last updated at Posted at 2023-09-11

この記事のゴール

  • vimでファイルを開く。
  • vimでファイルを編集する。
  • ノーマルモード、インサートモード、コマンドモードを切り替える。
  • vimでファイルを保存する。

この記事を読むにあっての前提条件

  • ターミナルの起動方法は知っている。
  • vimがインストールされている。

実際に試す際の注意事項

  • <ENTER>はキーボードのエンターキーを押すという意味となります。
  • <ESC>はキーボードのエスケープキーを押すという意味となります。

ファイルを開く

例としてsample.txtという名前でファイルを新規に作成したいとします。次のように入力します。

vim sample.txt<ENTER>

ファイルを編集する

  • 例としてファイルabcと入力したいとします。
    vim sample.txt<ENTER>でファイルを開いた状態で、実際にabcと入力してみます。
    すると、abcが入力できないことがわかります。vimにはモードという概念がありファイルを開いた直後はノーマルモードと言うモードになっています。そのためそのままでは文字を入力することができません。

  • 文字を入力するためにはインサートモードと呼ばれるモードに着かえてあげる必要があります。インサートモードに切り替えるためにはiを押します。

i → insert 「挿入する」という意味の頭文字です。

  • インサートモードに切り替わると画面左下に-- INSERT --と表示されてるのを確認してください。

  • インサートモードに切り替わるのを確認出来たら実際にabcと入力してみます。今度は入力できたはずです。

ファイルを保存する

  • ファイルの編集が終わったら次はファイルを保存します。vimでファイルを保存するときはノーマルモードに戻ってからファイルを保存するコマンドを入力します。(現在はインサートモードなので、このモードのままではファイルを保存できません。)
  • そのためインサートモードを終了させてノーマルモードに戻してあげる必要があります。
  • <ESC>を押下するとインサートモードが終了しノーマルモードになります。
abc<ESC>
  • ノーマルモードに戻ったら、次のコマンドを入力します。入力した内容でファイルが保存されます。
:wq<ENTER>

: → コマンドモードにするときに入力します。通常画面の左下側に表示されます。
w → write「書き込む」という意味の頭文字です。
q → quit「やめる」という意味の頭文字です。

(補足)文章編集途中で最初からやり直したくなったら

  • 慣れないうちは、文章を編集中に変なキーを押してしまい意図しない内容が入力されてしまい「最初からやり直したい」と思う時があるかもしれません。
  • その場合は、下記のコマンドを入力します。
:q<ENTER>

:(コロン) → コマンドモードにするときに入力します。通常画面の左下側に表示されます。
q → quit「やめる」という意味の頭文字です。

上記のコマンドはノーマルモードで入力します。<ESC>を押すとノーマルモードになります。vimを使うのは初めての場合は今どのモードなかもよくわからないかも知れません。その場合はとりあえず<ESC>:q<ENTER>と押すと覚えましょう。なお<ESC>は何回押しても問題ありません。途中でわからなくなったら<ESC>を(何度か)押して:q<ENTER>を押して最初からやり直してください。

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