はじめに
こんにちは。
Flutter開発を始めてかれこれ1年半が経ったエンジニアです。
ある日突然、Flutter開発中にデバッグができなくなり、なにごと?!となりました。
確認すると、ストレージが足りずアプリをデバッグできるほどのメモリが残っていないとのこと。
モバイルアプリ開発をするエンジニアとして、これは致命傷。
ただ、ストレージを開けようと不要なファイルを削除しようと思っても
「これは消していいファイルなのか」
「1ファイル消したとして500MBしか開かない...」
といった悩みが。
今回、そんな悩みがバカらしく思うくらい大量にストレージを開けられた方法を2つ紹介します!
こんな人に読んでほしい
- Macユーザでストレージを開けたい方
- モバイルアプリ開発をする方
- XCodeをインストールしている方
- AndroidStudioをインストールしている方
ストレージの確認方法
ディスプレイ左上にあるリンゴマーク > システム設定 > 一般 > ストレージ
から現在のストレージを確認できます。
XCodeを使用したことがある方は、システムデータが大半を占めているのではないでしょうか?
ここの不要なファイルを削除することで、一気にストレージを確保することができます。
XCodeのキャッシュを削除する
ターミナルで以下のコマンドを実行してみてください。
~/Library/Developer/Xcode/DerivedData
DerivedData
というディレクトリが開かれたかと思います。
このフォルダは、XCodeのログやキャッシュが格納されており、ビルド時に自動生成されるので、削除しても問題ありません。
以下のコマンドを実行して削除することが可能です。
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*
5GB程度のストレージが開いたのではないでしょうか?
シュミレータの不要なデータを削除する
XCodeで生成するシミュレータには、過去のiOSやMacOSのバージョンデータが蓄積されています。
ただ、その中に、すでにサポートする必要のないバージョンの情報を持っている場合があります。
以下のコマンドを実行してみてください。
xcrun simctl list
僕はこのコマンドを実行した時に、ものすごい量のOSバージョンが表示されました。
ただし、確認して欲しいところは、unavailable
という表記が生まれているバージョンです。
これは、利用不能のバージョンであるという意味なので、削除してしまって問題ない。
むしろ削除したほうがいいデータになります。
以下のコマンドを実行して削除できます。
xcrun simctl delete unavailable
僕はこれによって、25GBほどストレージを空けることができました!!
AndroidStudioの使用しなくなったエミュレータを削除する
モバイルアプリ開発をしていれば、iOSだけでなくAndroidStudioを使用してエミュレータを生成することもあるかと思います。
その際に、2つ以上のエミュレータを使用して開発することもあるのではないでしょうか?
その度に、新しくエミュレータを作成していると、1つのエミュレータに対して5GB程度ストレージを占めてしまいます。
なので、以下の方法で削除しましょう!
AndroidStudio > DeviceManager > 対象のエミュレータの3点リーダ > delete
最後に
どうでしたか??
自分は上記方法で、合計50GB程度削除することができました!
他にもストレージを開けられる方法があればコメントで教えてください!