顧客環境でまだまだ現役バリバリなSolaris 10。
そんな環境でも自前のソフトウェアを動作保証するために、gitリポジトリにあるテストセットをダウンロードしてテスト実行する環境を作りたい!
しかしハマったので自分向けメモ。
とりあえず、git本家を見ると、
そうかー、Solaris 11だとpkg installでできるんだー。いいなー(棒)
Solaris10はソースからビルドしないといけないらしい。
なので、ソースをgithubからDownload ZIPする。
とりあえずSolaris10上で展開してmakeを叩いてみる。。。。やっぱりSolarisのmake(/usr/ccs/bin/make)ではだめですね。
gccもインストールしないといけない。
結論として、必要なもの
- SolarisStudio
- make-4.1.tar.gz
- gcc-3.4.6.tar.gz
- openssl-1.0.2a.tar.gz
- Linux環境...
1. SolarisStudioのインストールは割愛。
/opt/solarisstudio12.3 に入れた。その後、PATH設定を追加
export PATH=/opt/solarisstudio12.3/bin:$PATH
2. GNU makeのインストール
cd /tmp/make-4.1
./configure
make
make install
その後、PATH設定を追加
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
3. gccのインストール
cd /tmp/gcc-3.4.6
./configure --disable-werror --enable-languages=c
make
make install
4. opensslのインストール
このとき、/etc/skel/local.profileを編集して/usr/local/binがデフォルトで通るようにしておく。
cd /tmp/openssl-1.0.2a
./config
make
make install
5. Linux環境で、一旦gitのソースディレクトリ上でmake configureする。
そして、Solaris環境のgitソースディレクトリへ持っていく
6. ようやく、gitのビルド
しかし、/usr/ccs/bin/make と /usr/xpg4/bin/make が間違えて使われて途中で止まるので
それら2つのファイルをリネームか何かして一時的に無効化しておく。
そうして、ようやくビルド。
./configure --prefix=/usr/local
make NO_TCLTK=1 all
make NO_TCLTK=1 install