Servlet と Service ざっくりまとめ

Java の Servlet , Service を使った Web App 開発のはなし
Servlet と Service の関係をざっくりまとめる
細かいことは気にしない！！いったんは流れが分かればOK！！！！
説明で使ってるサンプルプロジェクトは GitHub java-webapp-clump にあります
Servlet が呼ばれるまでの流れは JSP と Servlet ざっくりまとめ を見てください

Servlet, Service の役割

• Servlet
  画面(ブラウザ)から呼ばれて処理を呼ぶやつ
  表示する画面決める・入力を受け取る・処理を呼び出す・処理結果を設定する
• Service
  処理をおこなうやつ
  入力(引数)もらって処理して結果(戻り値)かえす

Servlet と Service のつながり

ざっくりした流れ

1. Servlet が Service をクラスのインスタンス変数として持ってる
2. Servlet が ブラウザから実行される
3. Servlet が 入力を受け取って Service の処理(メソッド)を実行して結果を受け取る
4. Servlet が 結果を設定してJSPを返してブラウザに表示

あとは 2～4 を繰り返す。

Servlet の Service の持ち方

Servlet が Service をクラスのインスタンス変数として持ってる
サンプルプロジェクトでは簡易な方法にしてるが興味ある方は DI(Dependency Injection)コンテナ を FW だったりで使った方が楽かも

RetroMethodServlet.java

public class RetroMethodServlet extends HttpServlet {

	private RetroMethodService service = new RetroMethodService();

    // ・・・

}

Servlet から Service を実行

入力を受け取ってそれを引数に処理することが多いので Servlet の doPost メソッドで Service を実行している
ただ入力が必要ない時とかは doGet メソッドだったりどこから実行してもOK
Servlet から Service を呼び出すときに気にするところは．．．メソッドの使い方くらい！！！

• メソッド宣言の見方
  • 修飾子 戻り値型 メソッド名 ( 引数型 引数の変数名, ...)
  • 例： public String work1 ( int input1 , int input2, int input3 )
• メソッドの気にするところ
  • 呼び出しと宣言のメソッド名あわせる
  • メソッドの引数の型と個数を合わせる
  • メソッドの戻り値の型を合わせる
  • 戻り値あるとき(void以外)は return が必ず必要になる

Servlet の入力値の取得

入力を取得してるところ
request.getParameter( キー名 ) を使って取得

RetroMethodServlet.java

    // 次の3行が 入力値を取得してる箇所
	int input1 = Integer.parseInt(request.getParameter("input11"));
	int input2 = Integer.parseInt(request.getParameter("input12"));
	int input3 = Integer.parseInt(request.getParameter("input13"));
    // 次の行が service のメソッド呼び出し
	int result = service.work1(input1, input2, input3);

Servlet の結果の設定

結果を設定してるところ
request.setAttribute( キー名 , 結果の値 ) を使って設定

RetroMethodServlet.java

    // 次の行が service のメソッド呼び出し
	int result = service.work1(input1, input2, input3);
    // 次の行が 結果を設定してる箇所
    request.setAttribute("result1", result);