UbuntuでCapsLockをCtrlに!ターミナルだけでキーバインドを変更する方法
Ubuntuを使っていると「CapsLockキーをCtrlキーとして使いたい!」と思うこと、ありませんか?
(特にemacsを使っている方)
この記事ではターミナルだけでCapsLockキーをCtrlキーに変更する方法を、一時的な設定と永続的な設定の2通りで解説します。
自身の記録用に作成しましたが参考になれば嬉しいです。
1. 一時的にCapsLockをCtrlに変更する(Xセッション限定)
まずは、今のセッションだけCapsLockをCtrlとして使いたい場合の方法です。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
これでCapsLockキーがCtrlキーとして動作します!
ただし、この設定は再起動すると元に戻るのでご注意ください。
2. 永続的にCapsLockをCtrlに変更する(再起動後も有効)
毎回コマンドを打つのは面倒…という方は、設定ファイルを編集して永続化しましょう。
手順
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設定ファイルを編集します(エディタはnanoやviなどお好みでOK)。
*私はemacsを使いますsudo emacs /etc/default/keyboardsudo vi /etc/default/keyboardsudo nano /etc/default/keyboard -
XKBOPTIONS=""という行を探して、次のように書き換えます。XKBOPTIONS="ctrl:nocaps" -
保存してエディタを終了します。
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設定を反映させるため、以下のコマンドを実行します。
sudo systemctl restart console-setupもしくはPCを再起動しても反映されます。
(私は再起動して反映されました)
3. 設定応用・注意点
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XKBOPTIONSには他にもさまざまなオプションがあります。ctrl:nocapsは「CapsLockを追加のCtrlキーにする」設定です。 - Wayland環境や一部アプリでは動作が異なる場合があります。その場合はXorgセッションで試すと安定しやすいです。
まとめ
- 一時的な変更:
setxkbmap -option ctrl:nocaps - 永続的な変更:
/etc/default/keyboardのXKBOPTIONSを編集し、sudo systemctl restart console-setupで反映
どちらもターミナルのみで完結します!
快適なLinuxライフをお楽しみください。
参考になった方はぜひLGTMやコメントをお願いします!