メリークリスマス!2020年もあと1週間。今日の夕方のクリスマスケーキとチキンの行列はいつもより長かった気がします。みなさん自宅でのクリスマスなんでしょうか。
2020年1月から発覚した、新型コロナウィルスと3月のパンデミック。毎日報道されています。だいたいは最高人数更新のニュースなのですが、最高で無い場合は過去の曜日の最高や、大阪が最高だの、煽っているようにしか見えません。
2017年の日本のがん死亡者数:373,584人、(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html)
2015年の脳血管疾患死亡者数:111,973人。( http://www.seikatsusyukanbyo.com/statistics/2016/009216.php )
新型コロナウィルスの死亡者数は2941名。 (https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/)
ワクチンはできたばかりですがタバコ、酒、塩の方が死に至る可能性は高そうです。(でもECMOつける医療関係者の人数は少ない)またウィルスも新型のため、感染についても的確な予防や検査ができず、ワイドショーにはいろいろなお医者さんが出ずっぱりですが、誰を信じてよいのやら、頭が痛いです。(尾身さんは好きだけど)
そんな新型コロナウィルスの感染情報を調査し、公開している大学があります。たぶんみなさんご存じの
ジョンズ・ホプキンズ大学です。ジョンズ・ホプキンズ大学は、メリーランド州ボルチモアに本部を置くアメリカ合衆国の私立大学である。1876年に設置された。世界屈指の医学部を有するアメリカ最難関大学の一つであり、脳神経外科学、心臓外科学、小児科学、児童精神医学などの学問を生み出したーといったエリート大学です。
この公開データを見るSplunkのApp(拡張アドオン)を今日は試して、フェイクニュースに惑わされない、ファクトフルネスのためにSplunkを使ってみたいと思います。
1.Splunkbase でCOVID19を検索するとヒットします。
https://splunkbase.splunk.com/app/4925/
ログインしてAppをダウンロードします。ダウンロードファイルはSplunkのインストールしてある、/opt/splunk/etc/appsで解凍します。解凍するとその中にcovid-19のディレクトリができています。
または、Splunkの左側の列、Appの一覧の一番下「+他のAppのサーチ」を押します。
COVIDと検索してヒットしたCOVID-19のAppをブラウザ上でインストールします。
ここで注意なのは、このCOVID-19Appは単体で動作しません。
"Canary" app と "Sideview Utils" appも入れておきます。Splunkの管理画面か手動でAppインストールするとすぐに終わります。
合計3つのAppがセットアップされ実行可能になると動作を開始します。
デフォルトの国はイギリスやフランスとかがデフォルトでチェックで入っていますが、すごい数ですので、チェックを外します。プルダウンメニューから死者数、都市名を選択します。
最初に開いた時は少し重たいです。しかしここからいらんな事が気づけます。大阪は日本の半分の数の感染者が出ていたり、フランスは恐ろしい数値になっています。これを見たらロックダウンしてもおかしくないと気が付きます。
、
さて、デフォルトではこのデータ表示はとまってしまいます。データの新規取り込みには対応していません。コマンドラインで以下を実行しましょう。日次なのでcronでコマンド叩いてみるのも良いかと思います。とにかく途中でやめるとグラフも出てこなくなります。
cd /opt/splunk/etc/apps/covid-19/bin
このディレクトリで以下のコマンドを実行します。
/opt/splunk/bin/splunk cmd python refresh.py <CR>
とすると全世界の感染データがSplunkに送られます。しかしながら大きなデータのため、一晩ほったらかしにしておくのがおすすめです。
プルダウンメニューで死者数とX軸数値を小さく50にします。(日本にいてよかった)
韓国とか車とかでPCR検査して感染数減ってドヤっ!みたいな報道してたのに結局増えてる....のに報道無いし....
Splunkは真実を語ります、真実に気が付けます。しかもリアルタイムで。
チンパンジーになってないか調べてみましょう
https://factquiz.chibicode.com
皆さんもSplunkのAppを色々入れて楽しんでみてください。
新型コロナウィルスはあと2年とか、2021年には東京都の感染者は1000人超えるとかそんな時代がまさにやってきます。真実を見ながら、コロナに打ち勝っていきましょう。