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Android端末使いが価格メリットに気づいてDocomo系白ロムからau系白ロムに乗り換えた話

Last updated at Posted at 2017-03-08

なぜやりたいか

ここ3年くらい、docomo系のMVNOで過ごしている。そして今回、端末の買い替えを検討していたが、docomo系の白ロム端末とau系の白ロム端末を比較すると、大きな価格差があることに気付いた。ムスビーにて2017年3月時点でのXperia X performanceのSS品の価格を調査したところ、docomoであれば64500円からだが、auでは37800円からと、27000円もの差がある。
37800円はdocomoであればどれくらいの時期の端末に相当するのか調査したところ、Xperia Z3のS品が39800円からという感じのようなので、auの2016年6月24日発売端末が、docomoの2014年10月23日発売端末よりも市場価格が安いということになる。つまり、docomo系であれば発売後2年4ヵ月経過後の端末を購入する価格で、au系であれば発売後8ヵ月の端末を購入できるということになる。

幸い、昨今はau系のSIMを販売するMVNOも増えてきた。私が利用しているIIJ mioも、typeAという形でdocomo系と同額(900円から)での提供をしている。もしau系でも利用に問題がないのであれば、こちらにしようと思うのは当然だろう。

au系への乗り換えに必要なこと

docomo系であれば、端末を用意してdocomo系SIMを刺せばよかったが、auの場合はSIMロック解除も必要だということが分かった。

SIMロック解除

調べた感じでは以下の三つの方法があるようだ。

  • auショップにてSIMロック解除
  • 端末に海外版のイメージを焼いて、国外のSIMロックコード発行業者に申し込んでSIMロック解除後、auのイメージを焼き直す
  • SIM下駄と呼ばれる認証回避用の冶具を使う

個人的には興味はあるが、一番上以外はかなり怪しい手段のように思うので検討しない。SIMロック解除は、私のように中古で端末を購入する人間はauショップでの手続きが必要なので、3000円かかる。また、購入後すぐにSIMロック解除できるわけではなく、製品購入後180日間はロック解除を受け付けてもらえないようだ。

端末購入手段

端末購入手段はいくつかあるが、一つのポイントはIMEI番号が分かる場所のほうが良いということだと思う。
IMEI番号は、端末ごとの識別番号だという認識だ。これが分かると、auのサイトで、ネットワーク制限の状況とSIMロック解除ができるようになる日の検索が行える。

ネットワーク利用制限携帯電話機照会
https://au-cs0.kddi.com/FtHome

SIMロック解除の可否判定
https://au-cs0.kddi.com/au-support/sui/SUI001W001/SUI0010001BL.do

amazonなどは、安価だし安心感もあるが、一括販売でありIMEI番号が分からないケースが多い。つまり、いつSIMロックが解除できるかわからないので、購入しても180日近くauのSIMを使えないという可能性が高い。もちろんwifiルーター等で運用している人は問題ないのだろうが、私の場合はそれだと困る。180日もあればおそらく価格も下がるし。

IMEI番号が分かれば、上記サイトでいつSIMロック解除できるようになるのかわかるので、すぐにでも解除可能な端末が見つかる可能性がある。そういった端末は誰かが購入した後しばらく使用していた可能性が高く、新品同様品でこの条件を満たすものはほぼないと思った方がいいだろう。

ネットワーク利用制限の考え方

ネットワーク利用制限状況は、○と△と×の3種類がある。

○は、端末購入者が一括で支払いを行った、もしくは分割の支払いが終了しているため、今後auのネットワーク利用制限がかからないことを意味する。
△は、端末購入者が分割で購入を行い、支払いが終了していないため、もし購入者が支払いを完遂しなかった場合にはauのネットワーク利用制限がかかることを意味する。
×は、端末利用者が支払いをしなかった等でauのネットワークの利用ができないことを意味する。

○が安全なのは間違いないだろうが、△もそこまでリスクはないのではないかと推測している。多くのユーザーは、端末を分割で購入する。そして、なにがしかの理由で端末を手放す場合にはそのまま店舗で売却する。この場合は支払いが終わっていないので△となるのだろう。
このユーザーはおそらく善良な一ユーザーなので、支払いは完遂すると思われる。つまり、△はごく普通のユーザーが端末を売却したケースが多いと推測できる。
そもそも支払いを完遂しなかった場合は、当然ユーザーはブラックリストに載るので、今後は端末購入ができないという制約を受ける。もちろん踏み倒し前提で大量に端末を集めて売りさばいたのちに行方をくらます人もいるだろうが、多数ではないと推測する。
△という文字づらからは、何か問題のある端末なのかと思ってしまうが、上記のように、普通のユースケースで売却された端末だと思うとそこまで怖くないのではないか。

まとめ

au系端末は、docomo系端末と比較して、27000円程度の安値で購入できる。
しかし、その端末をSIM利用するためには端末購入者が購入後180日を経過していて、自身で3000円支払いをしてSIMロック解除をする必要がある。
いつSIMロック解除ができるかは、端末のIMEI番号から調査可能である。
SS品やS品と呼ばれるような端末は最近購入したものだろうから、基本的にはAランク以下の端末のほうがSIMロック解除までの期間が短いだろう。

別に新品じゃなくていいよという人であれば、au系端末に切り替えることで、24000円程度得をする可能性がある。

追記

4月末にauショップで3240円支払って無事SIMロック解除できました。

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