TL;DR
Rubyの開発は基本的にUNIX(Linux)系のOSで行ったほうがスムーズだけど
会社の方針でRailsをVagrant + Windowsで開発されているなんて方もいるはず。
その場合、おおよそRubyMineが最適解なんだろうけど、お金の関係で使えないというのも多い。
EclipseとかのIDEも補完できそうだけど、軽いエディタを使いたい
Windowsにおける補完用Gemの現状
テキストエディタで補完する場合、補完用のGemを入れる
Solargraph
Windowsで動く。開発も結構積極的みたい。
rcodetools
Windowsで動かない。
開発はメンテされてるけど、Solargraphほど活発じゃない
rsense
Windowsで動かない。
開発が止まったり、再開したりでよくわからない。
設定手順
ぶっちゃけSolargraphに対応しているプラグインがあるエディタならなんでもいいけど
VSCodeはプラグイン一個入れてGem入れれば環境が揃うので良さげ
(正確にはSolargraphに関しては別にプラグインがあるんだけど、Ruby用のプラグインを入れるとSolargraphのプラグインも自動で入る)
- Rubyを入れる。
ruby2.4以上からインストーラーが変わってDevKitがいらなくなった。
DevKitの代わりにMsys2を使ってGemを入れればいいことになった。
別の方が書いた記事だけど、詳しくは以下の記事を参照するといいと思う
- VSCodeをインストールする
以下のURLからダウンロード
- Ruby用の拡張をインストールする。
VSCodeの拡張でRubyって検索して出てきた名前が「Ruby」ってなってるやつを入れる
コマンドで入れる場合は、以下のURLのものを入れる
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=rebornix.Ruby
- Gemを入れる
3で入れた拡張に必要なGemを入れる。インストールはMsys2から。
# 補完用
gem install solargraph
# 文法チェック
gem install ruby-lint
# デバッグ用
gem install ruby-debug-ide -v 0.6.0
gem install debase -v 0.2.2.beta10
終わりに
他のエディタもいろいろ試してみたけど、現状ではVSCodeが一番シンプルだと思う。
VSCodeには他にもRubyとかRails用の拡張がいろいろあるので、入れてみてもいいかも