call文が拡張され、バイナリ化したモジュールやWeb上のモジュールを読み込むことができるようになっています。
uwslファイルの読み込み
uwslファイル(バイナリ化したモジュールファイル)を呼び出します。通常のcall文と同様にcallの後にuwslファイルのパスを記述します。拡張子は.uwsl
である必要があり、省略もできません。
call mymodule.uwsl
uwslファイルの作成方法
uwscr --lib
コマンドで.uws
ファイルを元に作成した.uwsl
ファイルを出力します。
powershell
PS> uwscr --lib mymodule.uws
PS> ls mymodule* | select Name
Name
----
mymodule.uws
mymodule.uwsl
多重call(モジュールがさらに別のモジュールをcall)している場合はcallされているすべてのファイルを取り込みます。ファイル数の多いモジュールを単一ファイルにまとめることができます。
mymodule.uws
call submodule.uws // モジュールからサブモジュールを呼ぶ
module MyMod
public Name = "My module"
endmodule
submodule.uws
// mymodule.uwsから呼ばれる
module SubMod
public Name = "My sub module"
endmodule
mymodule.uws
をuwsl化するとsubmodule.uws
も取り込まれます。
# --lib は -l とも書ける
uwscr -l mymodule.uws # mymodule.uwslが出力される
main.uws
call mymodule.uwsl
print MyMod.Name // My module
print SubMod.Name // My sub module
URL指定
URLを指定することでweb上のスクリプトを読み込むことができます。スクリプトのURLをurl[]
内に記述します。
// gistで公開しているサンプルモジュールを読み込む
call url[https://gist.github.com/stuncloud/7aebcedb917e8d73d4a1887bc3ab22dd/raw/b43ccf465b27b7483a4747271633d73f7085d276/webmod.uws]
print WebMod.Name // Web module
URL指定で読み込めるのはテキストのスクリプトファイルのみです。uwslファイルには対応していません。