はじめに
Pythonでライブラリを使うときに宣言する、
from
import
がごっちゃにならないようにする、独自の無理やりな覚え方です。
from
とfrom
を混同してしまう場合の覚え方
import
にもfrom
にも、'm'と'o'のアルファベットが含まれてます。
m → module
o → object
と連想して無理やりこじつけます。
import
のみの場合
import time
import の'm'から'module'を連想する。
import <モジュール名>
from *** import *** の場合
from
がある場合、import
はモジュールではなく、オブジェクトのインポートを意味します。
私の場合、ここが混同する原因でした。
from <モジュール名> import <オブジェクト>
覚え方としては、それぞれのスペルを「後ろ」から読んで、連想してみます。
from → fro'm':後ろから読むと、oよりmが先に来るので、モジュール(module)。
import → imp'o'rt:後ろから読むと、mよりoが先に来るので、オブジェクト(object)。
以上、かなり無理やりですが、ど忘れした時の参考になれば幸いです。
ちょっと解説
Pythonでは、
ファイルは、モジュール(module)、
関数、クラス、変数、サブモジュールなどは、オブジェクト(object)、
と言います。
私の場合、ネットで独学が基本だったので、ここがよく分かっていなかったのですが、
import
もfrom
も
すぐ後に続くモジュールをインポートします。
import os # モジュール os をインポート
import selenium # モジュール selenium をインポート
from selenium import webdriver # モジュール selenium のオブジェクト(サブモジュール) webdriver をインポート
import
Pythonでは、関数やクラスを書いたファイルのことをモジュールと呼びます。
import <モジュール名>
とすると、モジュールがインポートされます。
import time
import os
print (type(time))
# <class 'module'>
print (type(os))
# <class 'module'>
print (time)
# <module 'time' (built-in)>
print (os)
# <module 'os' from '/usr/local/Cellar/python/3.7.1/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7/lib/python3.7/os.py'>
from
from <モジュール名> import <オブジェクト名>
を使うと、モジュール内のオブジェクト(関数、変数、クラス、サブのジュールなど)をインポートします。
インポートされるのはオブジェクトのみです。(下の例では、webdriver
)
from selenium import webdriver