Dfplayer miniで音楽再生

苦戦した原因

• ネットでは🔧 抵抗1kΩ×2（または1kΩ + 2kΩ）を使う理由
  ✅ 目的：5V → 3.3V に電圧を分圧するため
  DFPlayer Mini の RX（受信ピン）は3.3Vレベルの入力を想定しているため、Arduino（5V）から直接信号を送ると、ピンが破損するリスクがあります。過電流になる恐れがあるという内容が強調されているものが何個かあったので慎重に使っていましたが、それが原因で動かなかった可能性が高いです。

今回上手くいったものはネットで参考にしたものから抵抗を取り除いて作成してようやく動きました。

• 🔧 DFPlayer Mini：5V超えの扱い
  ✅ 正常な動作範囲
  動作電圧：3.2V ～ 5.0V
  推奨電圧：5.0V ±5%（= 約4.75V〜5.25V）

❌ 5Vを大きく超えると？
内部IC（特にオーディオアンプやMP3デコーダ）が破損する可能性あり
定格を超えると過電流（焼損）や熱暴走を引き起こす要因に

🔌 ハードウェア構成とピン配置

機器	DFPlayer Miniのピン	Arduino UNOのピン	説明
通信（ソフトウェアシリアル）	TX	10 (mySerialのRX)	DFPlayer → Arduino（データ送信）
通信（ソフトウェアシリアル）	RX	11 (mySerialのTX)	Arduino → DFPlayer（データ送信）
電源	VCC	5V	電源供給（推奨は安定化された5V）
グラウンド	GND	GND	共通グラウンド
スピーカー	SPK_1, SPK_2	スピーカー出力	直接小型スピーカー接続可（アンプ内蔵）

#include <SoftwareSerial.h>
#include <DFRobotDFPlayerMini.h>

SoftwareSerial mySerial(10, 11); // RX, TX
DFRobotDFPlayerMini myDFPlayer;

void setup() {
  Serial.begin(115200);
  Serial.println("Serial communication started.");

  mySerial.begin(9600);
  Serial.println("SoftwareSerial communication started.");

  Serial.println("Initializing DFPlayer Mini...");
  if (!myDFPlayer.begin(mySerial)) {
    Serial.println("DFPlayer Mini not found. Check wiring and SD card.");
    while (true); // ここで停止
  }
  
  Serial.println("DFPlayer Mini initialized successfully.");
  
  myDFPlayer.volume(15);  // 音量設定
  Serial.println("Volume set to 15.");

  myDFPlayer.play(1);     // 0001.mp3 再生
  Serial.println("Playing track 001.mp3...");
}

void loop() {
  // ループ内で特に何もしない
}