dockerの作り方
- Dockerの設定を書く。
- ビルドする。
- コンテナを作成する
基本の流れはこれだけど、設定方法には 2 種類あるようでまとめてみた。
1. Dockerの設定方法
Dockerfile と docker-compose.yml の違い
Dockerfile と docker-compose.yml は、どちらも Docker を使ったコンテナ化の設定ファイル。
ここでは、それぞれの違いを表形式で整理した。
Dockerfile と docker-compose.yml の違い
| 特徴 | Dockerfile |
docker-compose.yml |
|---|---|---|
| 役割 | Docker イメージのビルドに関する設定 | 複数のコンテナの管理、起動、連携設定 |
| 対象 | 単一のコンテナ(イメージの作成) | 複数のコンテナ(サービスの設定) |
| 使い方 |
docker build コマンドでイメージをビルド |
docker-compose up コマンドでサービスを起動 |
| 内容 | ベースイメージ、依存関係、アプリケーションの実行方法を定義 | サービス、コンテナの依存関係、ネットワーク、ボリューム設定を定義 |
| 実行コマンド | docker build -t <image-name> . |
docker-compose up |
役割の違い
-
Dockerfileは、コンテナの 設計図 であり、単体の Docker イメージを作成 します。イメージをビルドするための手順や設定を定義する。 -
docker-compose.ymlは、複数のコンテナを 一括で管理 するための設定ファイルです。複数のサービス間の依存関係やネットワーク、ボリューム設定などを一元管理する。
使い方の違い
-
Dockerfileはdocker buildコマンドを使ってイメージを作成する。 -
docker-compose.ymlはdocker-compose upコマンドで、複数のコンテナを起動し、連携を管理する。