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chatGPT拡張機能(WebChatGPT、Glarity-Summary)を試してみる

Last updated at Posted at 2023-04-16

はじめに

ChatGPTに関する情報があふれる中、ChatGPT-AIメディア というサイトを見つけました。
「世界一わかりやすくchatGPTとAIの使い方がわかる場所」
・・ありがたい。
image.png

このサイトの ChatGPTの基礎〜活用領域を整理!どんな実務に活かせるのかを徹底解説!
という記事を読みました。
image.png
参考になる記事で、その中でChromeの拡張機能がまとめられていました。
image.png
拡張機能の追加は導入のハードルが低いのが最大のポイントです。
今回は表の中から、気になった WebChatGPTGlarity-Summary の2つを試すことにしました。

※今回の実験はOpenAIのChatGPTにサインインできていることを前提とします。
※chrome拡張機能への具体的な追加方法については、こちらなどを参考にしてください。

WebChatGPT

ChatGPTは2021年までのデータを学習させていると言われています。
WebChatGPTは、Webから関連する結果を使用して、ChatGPTのプロンプトを拡張し、2021年以降の情報を踏まえた答えを返してくれます。
(WebChatGPTの内部で使用している検索エンジンは、ユーザーの個人情報を保存しないことで知られるDuckDuckGoとのこと)

早速追加してみます。
image.png

追加しても、ChatGPTの画面上変化がありませんが、ChatGPTの応答結果が変わります。
「日本の流行語を教えてください」 を例に見てみます。

  • WebChatGPTを使用していない場合
    拡張機能off.PNG
    2021年までの情報しか学習していないため、2022年についての記述がありません。

  • WebChatGPTを使用した場合
    拡張機能on.PNG
    追加したことで、2022年の情報が反映されるようになりました。

Glarity-Summary

この機能は、Google検索結果やYouTube動画と一緒にChatGPTの要約を表示してくれます。
早速使ってみましょう。
image.png
現在行われている統一地方選挙関連で 「統一地方選挙 2023」 で検索してみます。
image.png

画面の右側にGlarity-Summaryによる要約が表示されます。
以下のようなことが見えました。

  • 2023年の情報が反映されている(要約を読む限り、内容に誤りがなさそう)
  • 要約文の中に引用が記載されており、詳細が見たい場合にはリンクをクリックすることで元のソースにたどれる
  • 検索の都度右側に要約が表示されて、若干わずらわしく感じるところがある

このGlarity-Summaryの大きな特徴は、検索だけでなく、Youtubeの要約もしてくれる点です。
試しに、毎週金曜日に配信される、芸人のプチ鹿島さんとラッパーのダースレイダーさんが政治を面白おかしく語る ヒルカラナンデス の動画で試してみました。
ヒルカラナンデス.PNG
検索と同様、動画の右側に要約が出ることが見えます。
以下のようなことが見えてきました。

  • 登壇者の情報誤り(× 「俳優のダースレイダーさん」 → 〇 「ラッパーのダースレイダーさん」 など)
  • 1時間以上の動画を3行程度のハイライトでまとめてくれるものの、誤った内容を含んでいる場合もある
  • ハイライトの冒頭に、関連する絵文字がつく

まとめ

今回のトライアルにより、2022年以降の情報を踏まえた応答や要約ができる拡張機能があることがわかりました。
一方で、誤った内容を含む場合があることがわかりました。
ネガティブポイントを知った上で、使い方を考えていこうと思います。

参考

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