分散ファイルシステムはHDFSとかGlusterFSとかGfarm2とかある中でXtreemFSが日本では全くといっていいほど取り上げられていないので簡単に設定する手順をメモすることにした。
1.希望のOSのStable Packagesを選んで説明通りインストールする
備考
/etc/xos/xtreemfs/
ディレクトリにコンフィグファイルがあるのでファイルの保存場所やネットワークのポートなどの設定を編集する。
2.dir mrc osdとデーモンがあるのでそれら3つを起動する
- dir : ディレクトリサービス
- mrc : メタデータ レプリカ カタログ
- osd : オブジェクト ストレージ デバイス
dirとmrcは極力フォールトトレラントなハードウェア上で実行しよう。
備考
osdはxtreemfsが1.5にバージョンアップしてから1OSの中で複数起動できるスクリプトが付属されるようになった。
xtreemfs-osd-farm
がそれである
注意
- init.dのスクリプトのrunlevelはLinuxのディストリビューション毎に微妙に違ったりするので各自編集するように
- 使用するコンフィグファイルやファイル保存先のディレクトリをしっかりchmod chownを確認しよう。デフォルトならばxtreemfs:xtreemfsである。
3.
4.運用で使用するコマンドとか
- /xtreemfs :マウントポイント
256KBブロックで4つのレプリカ
xtfsutil --set-dsp -p RAID0 -w 4 -s 256 /xtreemfs
書き込み読み込みは大半に適応したら成功 3つのレプリカ
xtfsutil --set-drp --replication-policy WqRq --replication-factor 3 /xtreemfs
/xtreemfs内のファイルにxtfsutilを適用させるコマンド
find /xtreemfs -name "*" -exec xtfsutil オプション {} \;
etc...
自ブログ上での簡易メモ
http://d.hatena.ne.jp/studiokingyo/20130611