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かつてmodern.IEと呼ばれていたMac上などの仮想環境でIEやEdgeなどのWindowsブラウザを動かす方法 2018年版

今はMicrosoft Edge Developerとか呼ばれているらしい。わかりにくい名前。

https://developer.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/


ダウンロード

上記ページから「Virtual Machines」のリンクをたどり仮想マシンのWindowsバージョンとプラットフォームを選択して「DOWNLOAD .ZIP」を押せば仮想マシンのISOが手に入る。

今回は仮想マシンを稼働させるホスト環境としてMac + VirtualBoxの環境を想定しているので以下の選択をする。(5GBほどあるので気長に待つ)

Virtual machine : MSEdge on Win10 (x64) Stable (16.16299)

Select platform : VirtualBox

statcounterによれば日本のOSシェアは2017年の1月にWindows10がWindows7を超えたらしいので、確認作業にあまりリソースが割けない場合はWindows10(IE11, Edge, Chrome)だけで十分だろう。

他のバージョンのWindowsを動かしたい場合には、もちろんそれぞれの環境分のzipファイルをダウンロードしてそれぞれ環境構築する必要があるのだが、Windows10より前のOSの場合は以下の手順とは違う上に設定が面倒なので注意。

ダウンロードしたzipファイルを展開すれば「MSEdge - Win10.ova」というファイルが作成される。

もしovaファイルではなく「MSEdge - Win10-disk001.vmdk」と「MSEdge - Win10.ovf」が作成された場合は、アーカイブユーティリティによって再帰的にovaファイルも展開されてしまっているのでコマンドラインからzipを展開する。

$ unzip MSEdge.Win10.VirtualBox.zip


起動

展開されたovaファイルをダブルクリックすればVirtualBoxが立ち上がって「仮想アプライアンスの設定」というダイヤログが表示されるので、表示内容を確認した後に「インポート」を押す。

しばし待つとインポートが完了し、VirtualBoxの仮想マシン一覧に「MSEdge - Win10」が追加される。

そのまま仮想マシンを起動しても良いのだが、デフォルト値だとビデオメモリが少し足りないので、[設定]->[ディスプレイ]からビデオメモリーを64MBくらいまで上げておく。

逆にメインメモリはホスト側を食い尽くさない程度に要求スペックの2GB以上で調整する。

仮想マシンを起動したらWindowsのログインを求められるので、パスワード入力欄に「Passw0rd!」と入れる。


VirtualBoxの設定

ネットワークにつながらない場合は(アダプタがなければVirtualBoxの「Global Tools」からホストオンリーアダプタを作成し)バーチャルマシンの設定のNetwork -> Adapter 2からホストオンリーアダプタを設定する。


設定

何はともあれ最新の状態にしたいのでWindows Updateをかけて再起動。


JISキーボード対応

キーボード配列がUSと認識されてしまっているので、Device Managerから[Keyboard]->[Standard PS/2 keybord]を右クリックして[Properties]を選択。

[Driver]のタブから[Update Driver]を選択。

Browse my computer for driver software -> Let me pick from a list of drivers on my computer。

show compatibleのチェックを外すとModelにJapanese PS/2 Keyboard(106/109 Key)が出るのでそれを選択してNext。

Warningが出るが気にせずYes。Close。

再起動を促されるので再起動。


日本語化

デフォルトだと言語設定も英語なので日本の環境に合わせていく。

SettingsメニューからTime & Languageを選択。

Date & TimeからTime zoneの設定を(UTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyoに変更。

Region & LanguageからCountry or regionをJapanに変更、LanguageのAdd Languageから日本語を探して選択、一覧に追加されるのでクリックして「Set as default」を選択、さらにOptionsからLanguage Packをダウンロード。

設定が終わったら再起動。

再起動したら右下のIME選択から日本語を選択すると日本語入力が可能になる。


ゲスト側からホストのWebサーバーに接続

動作確認したいシステムはホスト側で稼働しているので、ゲスト側のブラウザからホスト側のウェブサーバーにつなぐ必要がある。

ゲスト側のブラウザのアドレスバーに「10.0.2.2(:ポート番号)」を入力して接続を確認。


ライセンスの延長

ライセンスは標準で90日間有効だが延長することもできる。

詳しくはWindows立ち上げ後の壁紙に書いてあるのだが、コマンドプロンプトを管理者権限で起動してslmgr /rearmと実行すれば有効期限がリセットされる。

延長ができない場合もあるらしいが条件は不明。