不幸の始まり、それは libpango-1.0.0 からやってきた。
いろいろ無理なことを python絡み、mkdocs にかかる話で進めていたのだが、うっかりpango 周りのライブラリを壊したようで、そこから不幸が始まりました。
Xfce-erminal がコケる!
こうなると、logを見るほかありません。
2025-03-22T11:18:59.984472+09:00 ubuntu-pc kernel: xfce4-terminal[9768]: segfault at 0 ip 00007799b9a696f4 sp 00007fff93ed7848 error 4 in libpango-1.0.so.0.5200.1[7799b9a57000+39000] likely on CPU 13 (core 5, socket 0)
- 原因は libpango-1.0.so.0.5200.1 にあるようなのですが、これが新しいのか古いのか、そもそも pangoだけの問題かよくわかりません。
"apt --fix-broken install" しろと出たのでやっちゃった・・・
- gir1.2 から脱落していく・・・ああなんてこと。
- pangoばかりかGUI環境の崩壊が始まってしまいました・・・他にもいろいろだめだったらしい。
こういうとき、焦ってはだめ。
- recovery を淡々とやる他ありません。
- ubuntuが調子悪くなるのは半年に一度1 で、多分いろいろアップデートが混ざってしまったのだと思います。 LTSだったら大丈夫だと思っていたのですがソフトウェア開発環境を手に入れ始めたときは要注意です2
- いろいろやってますが、recovery がちょっと旨く行きません。
もうどうせなら、Ubuntu24.04を捨てて 24.10に行っちゃえ!と考えました3
ubuntu の更新方法
- LTS から 半年いっぺんの更新版にするには /etc/update-manager/release-upgrades の Prompt=lts となっている箇所を Prompt=normal に変更してから下記コマンドを実行します。
- この作業時間がかかるので、こんな陽気の良い日に籠もってウダウダ使えんPCの前にいるよりは外出 4してしまえとなりました・・・
- サブ機GhostBSDでは、昨日の昼間からずーっぅと Electron のコンパイルをやっています。こっちの記事を書こうにも、後残っているのは2015年版のMacBookAirだけで、もうイジる気力がない。
⇒ 別の "Display Manager" たちに浮気。
- lightdm が折悪しく復旧せず Xfceのグラフィカルログイン画面が戻ってきません。
- sddmを入れてみたのですが、 sddmは いわゆる黒画面になってしまって 昔ながらの console login から startx をする足場になってはいます。悪くないんですが・・
- 古き良きGnomeDesktop? などと銘打たれた gdm3 を入れてみたのですが、XFce4に慣れているとちょっともどかしい。 Gnome環境に慣れても良いんですけど、Finder/MS-Windowsの流儀とはかなり違うもので、格好いいのかもだけど私のようなGUI老人には無理。
- slim だと、2画面のどまんなか..要するに泣き別れた状態になってしまいます。しかも画面の左右がフリップサイドして完全に分裂! 非常にやりにくい。それでも XFce4-wmにはつなげてくれます。 FreeBSDだとslim+XFce4だったのでまあ有りっちゃありなんですが、どうしてくれよう。
現状・・・ ちょっと悲惨な状況。
- まぁいろいろあって Ubuntu24.10 にはなったのですが、問題発生です。 Virtualbox7.1 が動かなくなっていました。 というかインストールすることは出来るんです。やり方はゴニョゴニョ5
- mozc が動かなくなっていました。 ibus版のmozcを入れ直して取り敢えずというところ。fctix版でもいいんですが、もうibus枯れてるしそれでいいと。
- Thunar にも問題が発生していました。これは udiskie が抜けたため、主DISK以外のSSD/HDDを Thunarからクリックひとつで マウントすることが出来ないというものです。 これは勝手に入ってて気にしていなかったのですが、いざなくなるとほんとに困る。
- VirtualBox7.1 をちゃんと動かすには、コンパイルするしか無いんでしょう。これはしんどい話です。どこぞで非公式のバイナリが転がっていませんか。教えてください。6
教訓:Ubuntu こわれたらその問題解決=ほころびを探すより新しいSSDを買って更地にOSを入れたほうが多分楽だ。
- 真面目に全部コンパイルからUbuntuの構築をやる方法 というのもあるにはあるんです。それはとてもしんどい話と思っています。FreeBSDでも散々やって今も結構CPUタイムを食うのでこのコストを払う価値のある仕事になっていなければやらないほうが良いでしょうね。
- ともあれ、業務用サーバではもうコンテナ化で依存系トラブルがなくなったので、デスクトップでもそうしたいんですが、何せSSDの容量が足りない・・何でもコンテナに入れてたら、コンテナの作りが悪くてオーバヘッドでSSDがいっぱいなんてことはあります。
- snapがコンテナっぽいので、snap使えよという話でしょう。apt/dpkg でゴリゴリやるのはもうやめたほうが良いのかもですね。という結論。