Windows Updateでハマったので試行錯誤のメモ
手動でのWindowsUpdateが業務に入っている会社があるそうですよハハハ。
尚、ここでの記録はWindows7 32bit 及び 64bitでうまくいったものです。
80072f8fエラー
WindoswsUpdateを実行→80072f8fエラー
エラーとしてはPCの内部時計とサーバの時間が大幅にずれている、というものです。そんなはずはないんですけど、確かにタイムサーバーと通信できていないようです。では確実に生きているnict.jpに通信先を変えてしまいましょう。
→タイムサーバーをnictに変更 効果なし
あれ。通信はうまくいき、時間もピッタリですが、再起動しても同一のエラーで引っ掛かります。ここまではよくあります。こういう時はアレの出番ですね。大分改善されたWindowsUpdateトラブルシューティングツール。これだけで大体のUpdate障害は回復します。
ちなみに、この操作をする前にWindowsUpdateAgentそのものが古い場合がありますので、その場合は最新のMonthlyRollupを走らせておけば大丈夫でしょう。
トラブルシューティングツール実行→WindowsUpdateのエラー(未解決)
おっと。しかし慌てるのはまだ早い。WindowsUpdateトラブルシューティングツールは回復するまで何回も再起動しろって指示がありますからね。何度か再起動してみましょう。
再起動を繰り返す→効果なし
…暗雲が立ち込めてきました。今日は21時には会社を出ようと思っていたのになぁ。事務所に長くいたのがばれるとまた喫煙室で詰められます。どこかシステム情報の破損などが起こっているのでしょうか? MicrosoftFixItを確認し、ServicingStackUpdate(SSU)を実行しろとあるのでこれを頼ってみます。
ServicingStackUpdate(SSU)を実行→1つだけダウンロード成功
スタックしている10本の更新のうち、1つだけ通りましたが、後はダメです。windowsupdateでまた同じエラーが出ています。気づけば事務所のPCの大半のWindowsUpdateが終了し、ドツボにはまっているのは3台だけです。以前WindowsUpdateでドはまりした記憶を掘り起こし、一時ファイルが重すぎてUpdateが走っていなかったことを思い出しました。WindowsUpdate一時ファイルを確認すると1.2GB...これだ! 藁にもすがる思いで一時ファイルを削除します。
Windowsの一時ファイル削除して再起動→効果なし
いよいよヤバくなってきました。そろそろさっさと定時前に客先直帰を宣言した上司に徹夜コールをした方がいいかもしれません。また査定下げるとか言われるんだろうなぁ。
さて、一時ファイルというセンは悪くないのでは? WindowsUpdateを何度も繰り返しています。実はこのハマっている3台は手近にあるため、定例更新以外にちょくちょくWindowsUpdateをかけている機体なのです。DateStoreにも相当ゴミがたまっているのでは…可能性にかけてwualtを停止、DateStoreを削除してwualtを再起動してみます。
参考→https://support.microsoft.com/ja-jp/help/875560
DateStore削除→WindowsUpdateが走る
今までの苦労が嘘のようにするっとWindowsUpdateが通りました。いやぁ、こんなことがあるんですねぇ。何が原因で詰まってたんでしょう。ギリギリ終電に間に合うので、取り出していたリカバリディスクをしまってさっさと帰ることにしました。