背景
現在私が担当している案件で一般ユーザー向けのサービスを提供する予定で、ユーザー登録をした際などにメールをユーザーに送信する必要があるとのことで、メール送信サーバーをどうやって調達するかが課題となった。
お客様の方で用意できるメール送信サーバーで使えるものはないということだったので、IBM Cloud内で使用可能なサービスがないのかを調査した結果以下のサービスが利用できそうなので、実際に使えるのかどうか、利用方法はどんな感じかを実際にサービス登録して使ってみたのでこの記事にまとめました。
https://cloud.ibm.com/docs/email-delivery?locale=ja
E メール配信について
SendGrid の IBM Cloud E メール配信サービスは、メール・リレー・サービスです。このサービスにより、スマート・ホストを使用してアウトバウンド・メール・サービスのリレーが可能になります。スマート・ホストは、SMTP サーバー、メール・クライアント、または SMTP を処理可能な任意のサービスまたはプログラム言語からの SMTP トラフィックをリレーします。 また、このサービスでは、メトリックの生成、E メール・リストの追跡、E メール・アクティビティー (E メールのバウンス、クリック、ドロップ、オープンなど) の追跡も行います。 このサービスには、ニュースレター支援や認証などの他の機能も用意されています。
※なお、マニュアルには何が出来るかほとんど記載されていませんが、サポートに問い合わせたところ、IBM Cloud経由でSendGridに作成されたアカウントで選択したアカウント・タイプで使用可能なSendGridの機能はそのまま利用できるとのことです。
登録方法
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https://cloud.ibm.com/classic/services/emaildelivery にアクセスし、Order Email Delivery Serviceのボタンをクリックする
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Account Typeを選択し、Email Address、Username、Passwordを設定し、Continueボタンをクリックする
※UsernameとPasswordはSendGridアカウントのユーザー名、パスワードとして使用される。
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登録が完了し一覧に表示されたら、ActionsよりAccess Vendor Portalを選択し、Send Gridのポータルにアクセスする