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AIはパートナー?ライバル?ツール?

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AIのおかげで仕事の効率は急激に上がり、各事業ドメインでの活用が容易になったのでユーザーも増え、コンテンツは溢れています。結局競争は激化し、遅れることに不安を感じる人々も多いのではないでしょうか?

AIによって世界はどのように変わるでしょうか?

私の分野、私のものが必要です。それなしでAIを使って何かをするのは本当に難しいです。やりたい、よくやっていて生活のためにもっとうまくやるべきことを最初に定義する必要があります。
そのうちパターン化できる仕事は人工知能によって代わりになるでしょう。パターン化できない仕事は何でしょうか?感情的で、毎回違う反応が得られる仕事です。
そういえば人こそが感情的存在です。
人ができること、やるしかないことは大体感情労働でした。近所の病院のレビューを見ると「治療が上手ですよ」より、「その病院は親切です」が大切に見えました。医者も感情労働者に近い存在です。
私たちが素敵と思っていたこと、例えばデザインやマーケティングも、他の仕事のようにパターン化作業が多いです。こういう仕事はAIが取り替えられて当然でしょう。
医師がまさに感情労働+高級パターン化労働の代表職種のようです。医大進学熱風が正しいかどうかから離れて、偏差値が高くなって受験者が集まるのは、AI時代の観点からは合理的な結果と思われます。

先日、OpenAIのサムアルトマンの解雇と復帰を見てびっくりしました。人類の未来を賭けた決断が少数の人々の瞬間的、感情的、そして純粋に資本と力の論理で決定するということです。
わずか数人によって決定する現実も心配ですが、意思決定の速度にも驚きました。彼らが普段追求する最高価値である効率とスピードの向上が、今回の事態の展開と決定過程で影響していることが明らかになっているのではないしょうか。

疑問は果たして誰かが一定以上の収益を創出しているのかです。コスト削減だけ見えます。コスト削減による利益増加は限界があります。(唯一お金を稼ぐ分野はAI活用成人物コンテンツ制作ではないかと思いますが)
World Economic Forumによると、今後4、5年間で8300万件の雇用が減り、6900万件の雇用が生じるというのでパイ縮小は確定です。
このような状況でShift/Pivotしながら新しい雇用に入る準備ができているのかと本人と本人組織に尋ねなければなりません。

某アメリカのデザイン会社でデザイナーにマウスとペンを使わないでキーボードだけ打つように指示したそうです。プロンプトを入力するとすぐに高レベルのイメージが出てくるのに、なぜマウスとペンで描いていますか?主にキーボードでプロンプトを打ち、補助でマウス、ペン書きするデザイナーになれる時代が来ました。
結局最も重要な競争力は、変化する時代に対する収容力と適応力と思われます。
本人の収容力/適応力に対する判断は、AIを私の能力を拡張させる道具として見るのか、私のご飯を持っていく競争者や敵と見ているのかで一応一次判断は可能です。

現在まで、AIを活用している絶対多数はオンライン/デジタル上で行われています。ところで、デジタルだけに頼ってはお金にならないです。ますます落ちるデジタルの価値にAIはむしろ油を注いでいます。
オフラインで実物、経験、体験につながらならない限り、人々は財布を開けません。スマホの画面ではなく、オフラインで目を埋める360度の視野、イヤホンの中に詰まったサウンドではなく、オフラインで聞こえる立体サウンド。そこにデジタルとオンラインが与えられない触覚、味覚、嗅覚の組み合わせに価値が上がります。
AIが導くデジタル価値の下落をオン・オフライン統合またはデジタル・アナログ統合が価値下落を防ぎ新しい価値創造が可能と思われます。その答えを探している人(会社)がもっと多くなることを期待します。
AIで大騒ぎだと思いがちですが、それくらい多くの人は使ってないです。ユーザー数はそこまで増えていません。
SimilarWebで訪問者数から見たら、Googleの月別ユニーク訪問者数30億人に比べて、ChatGPT(OpenAI)は約2.5億人で10分の1にも達してないです。AIを使える人がまだ少ない、または使ったことはあるけど使い続けてないようです。
なぜChatGPTのような素晴らしいツールを使い続ける人が増えないのですか?

AIが人間を凌駕するからといえ、私のご飯を奪う競争相手だという心配はあまり意味がないです。
まず、AIはマルチモーダルが一般化しても人間ができる多くのものの中でごく一部しかできません。一部機能に特化したAIと全般的に仕事ができる人間との比較は意味がないと思います。
次に、AIを競争相手と思いながら、その背後でAIを作っているIT企業を肯定視するのは皮肉です。AIは競争相手ではありません。それはAIを作る人間であり、AIを活用して私を置き換えるかもしれない他の人間です。
最後に、AIは指示を受けて仕事をよく処理する存在それ以上でも以下でもありません(現在まで。おそらくこれからも非常に長い間)。指示し、決定し、最後に行動し、その責任を負うのはまだ人間です。
行動することは人間の最も重要な力量の一つだと思います。もちろん、行動の主動的主体になるのか、他人やAIの命令を受けて被動的主体になるのかは別の話です。

普段、私たちが話していた意志、主体的行動がどれほど重要かを改めて悟ります。
今必要なのは、融合・統合能力です。企画だけ、デザインだけ、開発だけうまくいくのではなく、AIを持ち上げ、事業企画をしながら、デザインを一人でしながら、開発まで完結することです。
以前は、ある分野を非常に「深く」掘ることを重視しました。所謂専門家です。それでないと、ある事業の始終を「広く」一人でやってしまう人です。
今、どちらかを決める必要があります。以前と変わったことは、今はAIのおかげで、一人で事業を一から始めることができるようになったことです。
人間には簡単な歩く、感じる、見るなどの動作は人工知能やロボットには難しく、逆に人工知能には簡単な動作が人間には難しいということです。
この話は人間が上手くできることとAIが上手くできることは違うということです。私ができることとAIができることをよく分ける必要があります。
私が何をするか、何をAIにアウトソーシングするかに関することです。企業であれば何を従業員に任して、何をAIに任せるか考えなければなりません。
そして、AIの使用は今すぐ対応必要な緊急問題ではありません。数週間経ったらより良いツールが出てきて、以前は二つのツールを使って行った仕事が一つのツールにまとまることも頻繁に出てきます。
代わりに、時代に遅れないようにトレンドを追う必要はあります。流れだけ把握して、いざ自分が必要なもの、やりたいことが明確になったらしっかり入れば十分です。
人間とAIは循環構造で絡み合っています。人間がこれまで積み重ねたデータセットに基づいてAIは成果物を作り出し、人間はAIが作った成果物を通じて進化しています。

AIはパートナー?ライバル?ツール?
それとも私とは関係ない存在ですか?
状況に応じて、役割によって異なる答えが出てくると思いますが、一度考える価値があると思います。

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