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TinkerBoardでOpenCLでMonacoinを採掘してみる

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はじめに

最近ASUS TinkerBoardで遊んでいます。

価格59ドルと最近のシングルボードコンピュータの中では安いわけではないですが、いろいろ高性能でOpenCL経由でGPUを使うことができる、という点で面白いデバイスだと思います。

搭載しているGPUはMali-T764で、下記リンク先によると、81.6GFLOPSの性能とのことです:

http://gpuflops.blogspot.jp/

あと、Raspberrypiのケースや周辺ハードウェアが使えるのも嬉しいポイントですね。

今回はこれを使ってMonacoinのマイニングをしてみます。


セットアップ

[TinkerOS debian]をセットアップします。

手順は省略しますが、イメージ書き込み後にパーティションを拡張するのは見逃しがちです:

http://www.royalcrab.net/wpx/?p=4983


OpenCLを使えるようにする

libOpenCL.soははじめから入っているようですので、開発用にヘッダーファイルのみ用意します:

sudo apt-get update

sudo apt-get install opencl-headers

これだけでOpenCLが使えるはずですので、適当なサンプルコードなどでOpenCLの動作チェックをしておくと良いです。


sgminerのビルド

マイナーはsgminerを使います。ベースは

https://github.com/djm34/sgminer

ですが、Tinkerboardで動かすために少し修正が必要です。

とりあえずの修正済みコードはGithubで公開しました

https://github.com/stnk20/sgminer/tree/tinkerboard

ビルド手順:

git clone -b tinkerboard https://github.com/stnk20/sgminer.git

git submodule init
git submodule update
autoreconf -i
CFLAGS="-O2 -Wall -march=native" ./configure --disable-adl --without-curses
make -j3

sgminerの使い方はこちらを参照しました:

https://blog.visvirial.com/articles/499


結果

セッティングや冷却の条件によりますが、手元でのハッシュレートは35-45KH/s程度です。

消費電力は測っていないですが、余裕の赤字でしょう。まあ、もとから予想してたことではありますが。

最適化コードが出回っていたりするので、それを使えばもう少しは上がるとは思います。

ちなみに最近のSnapdragonなどはすごい高性能なので、環境がある人は試してみては。


まとめ

Tinkerboard+OpenCL面白いのでやってみよう!