結構知られていないレアなITである
Cisco Certified Support Technician(CCST)を受験してきましたので勉強内容や実際どうだったか等を記事にしてみます。
Cisco Certified Support Technician(CCST)って何?
ここに記載されている通りCiscoの初学者向けの一番難易度の低い試験です。
ちょっと前にあったCisco Certified Technician(CCT)の資格がなくなったので後継の資格に当たるような感じだと思います。
受験前のNWの理解度
10数年インフラエンジニア(サーバ)として仕事をしてきたので一般的なNW知識はあると思っています。
IP、デフォルトゲートウェイ、NAT、プロキシ、VLAN、スタック、CIDR
TCP、UDP、LAN、WAN、ルーター
この辺のワードは理解できるかなぁという感じ。
逆にこの辺はちょっと知らなかった
OSI参照モデルの順番や動的ルーティングプロトコル、IPv6全般、スイッチのコマンド全般
(IPv6使ってる現場を見たことないけど・・・)
なぜ受験しようと思ったか
NW周りはNWエンジニアにほとんど丸投げしていたので少しは勉強しようかなと思ったのがきっかけです。
大体のネットワーク設計ができればネットワークエンジニアに任せればいいので実際そこまで必要じゃないが
結果として見える形にしようとおもい受験を考えました。
最初はCCNAを受験しようと思っていたけれど難易度もそれなりに高く相応の勉強時間が必要で、
またNWエンジニアではないのでCCNAレベルまで勉強する必要はないという甘えもある・・
勉強方法と時間
この資格についてはまだ新しいこととそこまでニーズがない?からか
問題集等がほとんどありません。特に日本語。
試験範囲は公開されていますが問題のレベル感はよくわかりません。
私がどのように勉強したかというとネットで出てくる問題集を1つ購入して
それを繰り返し解いて勉強しました。
2週間くらい毎日数時間勉強したので50~70時間くらい
そこそこ受験料もかかるので結構がっつりやりました。
他にはPacket Tracerを使って実際にコマンドを入力したりVLANや動的ルーティングをつくったりして
コマンドの意味や表示結果を理解するということも勉強しました。
結果と感想
なんとか合格できました。
正直私と同じNWレベルの人では勉強しないと合格は難しいと思います。
実際の試験でちょいちょい悩むところがありました。
日常的にNW設計していたりCiscoスイッチを触っている人であれば勉強0で行けると思います。
Ciscoのコマンドの理解や実機のランプの状況などは勉強しないと難しいかなと思います。
あとIPv6も普段使っていない人は勉強しておかないと難しいかと思います。
試験受けた後での感想としては問題集は英語版でもよいので買ってやっておいたほうがいいかなと思います。
実際機械翻訳みたいな日本語の問題なので・・・