概要
自社iOSアプリを運用する会社にとって、アプリの継続的なリリースは必須となります。
しかし、その日は突然くるでしょう。
「リリースビルドが通らない!!!!!」
「リリースできない!!!」
特に、普段はWindowsを使いつつiOSアプリ関連の業務のみMacを使う企業の場合、「自社Macの買い替え時期」は把握しておく必要があるでしょう。
そんなあなたにこの記事が届けば幸いです。
事前知識
- マシン:この記事ではMacbookのことを指します
- MacOS:Macのマシンで動作するOSのこと
- iOS:iPhoneで動作するOSのこと
- Xcode:iOSアプリを開発するためのIDE
目次
- XcodeSDKの最小要件の確認方法
- XcodeをDL可能なMacOSの確認方法
- MacOSの特定バージョンが利用できるマシンの確認方法
- 対応表参考
XcodeSDKの最小要件の確認方法
AppleDeveloperサイトの「ニュース>近日適用開始の要件」より確認可能です。
XcodeをDL可能なMacOSの確認方法
AppleDevelopertサイトのリリースノートより確認可能です。
Macの特定バージョンが利用できるマシンの確認方法
Appleサポートより検索ボックスから記事に辿り着くことが可能です。
対応表
「iOSアプリを運用していく」という目的にフォーカスした場合、Xcodeを起点にMacを買い替えていく必要があります。
【流れ】
- Xcodeのバージョンが足りないとストアにリリースできないため、バージョンアップする必要がある
- Xcodeのストア適合バージョンが自分のマシンのMacOSにDL可能か調べる
- 対象のMacOSが自分のマシンにインストールできるか確認する
上記の3番でNGだった場合、マシンを買い替える必要があります。
定期的に確認すると良いでしょう。
また、動作を確認したいiOSのエミュレーターがサポートされているかも確認しましょう。
Xcode(ここを起点に考える) | MacOS(XcodeをDL可能) | iOS(Xcodeで開発可能なVer) | マシン(MacOSの下限) |
---|---|---|---|
Xcode15 | macOSVentura 13.5 以上必須 | iOS 17 以下 | こちら |
Xcode16 | macOSSonoma 14.5 以上必須 | iOS 18 以下 | こちら |
以上です!