概要
先日の投稿で、Mac に anyenv を入れ、その anyenv で ndenv をインストールしました。次は、ndenv で Node.js をインストールします。
Node.js のリストを表示
まず、ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行し、ndenv でインストール可能な Node.js のリストを表示します。
% ndenv install -l
Node.js のインストール
ここでは、最新ではなく、ちょっと前のバージョンをインストールしてみます。
% ndenv install v9.11.1
% ndenv rehash
インストール後の rehash をしておきましょう。私はよく忘れるのですが、これを忘れると Node.js が稼働しません。
確認
以下のコマンドを実行してバージョンを確認します。
% node -v
次のように表示されれば OK です。
v9.11.1
グローバル設定
今入れた v9.11.1 を Mac で使うデフォルトの Node.js にしてみます。
% ndenv global v9.11.1
別のバージョンをインストールする
次に別のバージョンをインストールして複数バージョンの管理をしてみます。とりあえず、今回は、 v11.7.0 をインストールしてみます。
% ndenv install v11.7.0
複数バージョンの確認
以下のコマンドを実行します。
% ndenv versions
以下のように表示され、デフォルトとして設定した v9.11.1 には、アスタリスクがついています。
v11.7.0
* v9.11.1 (set by /Users/XXXXX/.anyenv/envs/ndenv/version)
ローカル設定
ここでは、特定のディレクトリのみ v11.7.0 を使うローカル設定を行います。temp というディレクトリを作成し、そこに設定してみます。
% mkdir temp && cd $_
% ndenv local v11.7.0
うまくいったかどうかバージョンを確認してみます。
% node -v
以下のように表示されれば、複数バージョンを同一 Mac 内で管理することが可能になったということです。
v11.7.0
以上です。