###マエセツ
先週末(2020年5月23日~24日)に行われたHMCN(Hiroshima MotionContorol Network)が主催する「レッドハッカソン オンライン 2020」に参加してみた。初めてのオンラインハッカソンだったがとても面白く、いろいろ発見もあったので、これは自分でもやってみたいと思い、以前からやっていた100均グッズを題材としたハッカソン「ヒャッカソン」をオンラインでやろうということで「ヒャッカソンオンライン」というFacebook Groupをつくり参加者を募集して#0トライアル会を開催した。
その時自分が出したアイディアが「オンラインワークショップの時にPCのカメラで手元を映すついでに一部穴をあけて自分の顔を映す」というものだった。鏡はカメラの近くになるので当然境界はボケるから手元カメラの一部にふわっと自分の顔が浮き上がるようになるだろうな…ん??なんかその構図見覚えが……この記事ですねww
というわけでネタを作る前から作品名は逆ポール・モーリア・ミラーということで「モールポーリア」ということに決定した。
#モールポーリア
このモールポーリアはアイディアスケッチはこんな感じ。PCのカメラの前にミラーを斜めにかぶさって基本的に手元を映す。ミラーには穴が開いていてその穴から自分の顔が映りこむという感じ。イメージ通りプラの鏡を切り取りスチレンボードでPCへの固定具を作った
チャチャっと作ったのでかなり雑だがヒャッカソンとはこういうものだ。
これをPCのカメラのところに引っ掛けて映したのがこんな感じ。
つくっていてPCカメラから手元を鏡で映すとほとんど映るのはキーボードなってしまうことに気づき、PCのキーボードの上にPC台を置き(本末転倒)作業台とした。
いい感じに顔の周りがボケてポールモーリア感出そうだな…と思ったが、よく見ると作業台が上下逆さまだw
ちょっと絵を描いてみればわかったことだよねw…まぁいいかww
ちなみに1日目の発表時間が10分始まりが遅くなったのでその間にもうワンギミック追加でミニフィグ置き場を作った。これで顔を出したくないときにはアイアンマンが代わりに参加してくれる。
#モールポーリア2
というわけで早速改良版に着手。PCのカメラに引っ掛けるというお手軽さは捨てて今度は機能優先で考えた。ポンチ絵はこんな感じ。
ダイソーのアクリルミラーをスマホ用三脚に貼り付けて角度を調整できるようにして作業机の上にあった棚にWebカムを貼り付け手元がばっちり映るようにしてミラーを貼り付けたスマホ用三脚を画面内に設置&顔が映るようにしてみた。
左が固定したミラー。うん、これでばっちりだ。完全に機能する…。
が…
が…
しかし何かが足りない。
あっ、ポールモーリア感だ…。カメラから離れすぎて顔の周りがボケてないww
【解説】ポールモーリアでググってもらうとわかるが、彼のアルバムジャケットは顔がふわっと景色に溶け込んでいるものは少ない。むしろ多いのは蝶ネクタイ&スーツでビシっと決めて指揮のポーズをコラしたパターンである。
ということでポールモーリア感を出すためにポールモーリアのアルバムジャケットでよさげなのを探してプリントアウトし、スチレンボードに貼り付け人型に切り取った。そして顔の部分をスマホ三脚のスマホを挟む部分に挟むと…
いい感じにポールモーリア感出てきたと思う。鏡を横に置いたので丁度顔は斜め横からのアングルになるし、自然と少し口を開けてポールモーリアになった気分で映りたくなるというもんだ。
#モールポーリア3
顔の周りをぼかすことを諦めたら、もうただ机の上にいい角度にミラーを立てておくだけでいいなじゃねとも思ったが、それでは"モールポーリア"にならないので昨日のポールモーリアを切り抜いたボードを鏡の下に貼り付けて、さらに鏡の周りに髪型を顔の適当な位置にヒゲを貼り付ければ強制7-3分け&ヒゲモード搭載のPMM(ポールモーリアミラー)の完成である。
これでカメラから映すと
もう完全に手元カメラと説明者が一体化してないすかねぇ。これはいける!!
というわけで実際のイベント風景はこんな感じ・
これ結構便利ですよ。ぜひ皆さんも試してみてください。
って結局、オンラインワークショップの時には角度調整可能な鏡を机の端に置いとくと顔と手元と切り替えなくてよくて便利ですよって単純ライフハックに無駄にネタの工作をこじつけましたよっていう話でした。
# おしまい